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マーケター向け

広告費用のCSVインポート

Adjustの広告費用CSVインポートソリューションを使用して、広告費用データとキャンペーンの情報をAdjustに直接アップロードできます。Adjustと連携していないパートナーとの広告費用を計測する場合に役立つ機能です。

広告費用データをAdjustのシステムにインポートすると、Adjustで計測したデータが統合され、より強力なインサイトとアクションにつながるレポートが得られます。

重要:

Adjustは、お客様が提供するデータの正確性を検証できません。広告費用のデータはお客様が責任を負うものとし、Adjustはそのデータに基づきAdjustのデータに紐づけ表示します。

事前準備

はじめに、以下の設定手順をご覧ください。

要件

広告費用のCSVインポートソリューションは、SpendWorks EnterpriseまたはCustomパッケージにご契約のお客様にご利用いただけます。

ファイル共有の方法を選択

CSVレポートをメールで送信するか、Googleスプレッドシートで送信するかを選択できます。以下の手順に従って、希望の方法を設定してください。それから、CSV形式の手順に従って、CSVファイルが正しくフォーマットされていることを確認してください。

Email

CSV連携テンプレートを使用して、CSVレポートを作成します。
担当のテクニカルアカウントマネージャーに、以下の情報をお知らせください：
1. レポート送信元のメールアドレス。
2. レポートを送信するメールアドレス。識別子を追加できるAdjustのテンプレートを使用すると、そのアドレスにのみレポートを送信することができます。
  - テンプレート： automate.import.sa+{your_recipient_identifier_here}@adjust.com
  - メールアドレスの例： automate.import.sa+14et85dc9ed48c0489ed4c@adjust.com``14et85dc9ed48c0489ed4cを任意のrecipient_identifierに差し替える。
3. レポートを送信する時間（タイムゾーン情報を含む）。
  - Adjustは情報をもとに、データ取得のスケジュールを設定します。
テクニカルアカウントマネージャーと定義し共有したAdjustメールアドレスにレポートを送信します。

Googleスプレッドシート

新しいGoogleスプレッドシートを以下のとおり作成します：
- 「[会社名] x [連携されたネットワーク] CSV Integration」
CSV連携テンプレートを使用して、CSVレポートを作成します。
共有設定を次のように変更します：
- automate.import@adjust.comのメールアドレスを View と共有します。
担当のテクニカルアカウントマネージャーに、レポートを送信する時間（タイムゾーン情報を含む）を知らせます。
- Adjustは情報をもとに、データ取得のスケジュールを設定します。

CSV形式

広告費用データをAdjustに正確にインポートするには、データセットを特定のフォーマットで共有し、重要な情報を含める必要があります。

インポート中にエラーが発生するため、ドキュメント内にコンマ (,) やドル記号 ($) が含まれていないことを確認してください。
date、 campaign_name 、store_id、store_typeおよびad_spendを除き、ネットワークから情報が提供されない場合は、フィールドを空欄のままにしておくことができます。
campaign_id は各キャンペーン固有のため、他で使用しないでください。

列のフォーマット

列のタイトル	データタイプ	コメント
`date`	文字列	必須形式：yyyy-mm-dd
`campaign_name`	文字列	必須
`store_id`	文字列	必須 Apple App Store ID、Google Play Store ID、またはWebアプリID。 Adjustダッシュボードで設定したWebアプリの場合、store_idの値は「web_{adjust_app_token}」のフォーマットに従うこと。
`store_type`	文字列	必須可能な値：「google_play」、「app_store」または「web」
`ad_spend`	decimal	必須選択された「通貨」パラメーターに基づいた、レポートする広告費用の合計。区切り記号には小数点（カンマ）ではなく小数点を使用してください。このフィールドを空白のままにしないでください。値がない場合は`0`を使用してください。
`campaign_id`	文字列	推奨
`country`	文字列	2桁の国コード - ISO 3166
`adgroup_name`	文字列	アドグループの名前
`adgroup_id`	文字列	アドグループのID
`ad_name`	文字列	広告/クリエイティブの名前
`ad_id`	文字列	広告/クリエイティブのID
`source_name`	文字列	ソース/サブパブリッシャーアプリの名前
`source_id`	文字列	ソース/サブパブリッシャーアプリのID
`data_type`	文字列	データがSKAN固有かどうかを示す。可能な値：「skan」、「non_skan」、「unknown」デフォルト = 「unknown」
`currency`	文字列	3文字のコードISO 4217、デフォルト = USD
`impressions`	integer	正の整数
`clicks`	integer	正の整数
`installs`	integer	正の整数

広告費用キャンペーンマッピング

Adjustは広告費用データを受信すると、それを利用可能なキャンペーンの集計データに紐付けようとします。アトリビューションデータと広告費用データをマッチングする方法として、自動マッチングサービスやカスタムマッピングなどがあります。

Adjustの自動キャンペーンマッチングは、レポートサービスAPIからのデータを処理します。データには以下のようなものがあります：

KPIサービスからのアトリビューションデータ
ネットワークAPIが報告した広告費用データ

マッチングは、主に campaign ID と campaign nameを使用して行われます。このマッチングは自動的に行われるため、設定は不要です。

カスタムマッピング

自動マッチングを実行できない稀なケースでは、Adjustはカスタムマッピングを設定します。例えば、ネットワークAPIが campaign_id のみを共有している場合、Adjustの campaign_nameと一致させることはできません。

カスタムマッピングは、お客様が直接提供する情報を使用してAdjustで作成・管理されます。提供されたデータに応じて、Adjustは以下のうちいずれかの方法でデータを一致させます。

Adjustの情報	ネットワーク情報
キャンペーン名	キャンペーンID（Campaign ID）
アドグループ名	アドグループID（Adgroup ID）

設定

ヒント:

最善の結果を得るために、キャンペーン名にキャンペーンIDを含めてください。これにより、Adjustは広告費用と集計データを自動的に一致させることができます。最良の結果を得るには、次の構造を使用します： {campaign_name}_{campaign_id}

以下のいずれかの情報をAdjustのテクニカルアカウントマネージャーに提供してください。

ネットワークのキャンペーンIDまたはアドグループID
対応するAdjustのキャンペーン名
Adjustのアドグループ名

専任のテクニカルアカウントマネージャーが、Adjustでマッピングを設定します。これにより、全ての広告費用データを一元管理し、全ての広告費用情報の全体像を把握することができます。