Audiences
Adjustのクラシックダッシュボードでのサービス提供は、 2024年3月29日 に終了します。オーディエンスビルダーをご利用する全てのお客様は、引き続き 2024年5月31日 までご利用いただけます。 オーディエンスビルダーに関するドキュメント（PDF形式）はこちらからダウンロードしてください。
Audiences（オーディエンス機能）では、Campaign Labから任意にカスタマイズされたユーザーリストを作成し、ダウンロード、および共有することができます。ユーザーを分割するコンディションを設定し、次にグループリストを作成してパートナーと共有することで、リターゲティングキャンペーンやA/Bテストなどに活用できます。これらのユーザーリストには、個人を特定できる情報は含まれません。ユーザーのプライバシーに準拠しており、他のAdjustレポートとは別のデータベースに格納されます。
Audiencesを使用して、以下を実行できます。
- 全てのアプリを対象にユーザーをセグメント分け
- カスタムユーザーリストをネットワークと共有
- A/Bキャンペーンテストを実施
- ネットワークパフォーマンスを計測
- 同一ユーザーをターゲットとする複数のネットワークへの支払いを回避
オーディエンスを作成
オーディエンスとは、デバイスの種類、インストール日、アプリのアクティビティなどのコンディションに基づいて、ユーザーをセグメント分けするカスタムユーザーリストです。リアルタイムで更新されるため、広告IDまたはPushトークンの最新のユーザーリストにいつでもアクセスできます。
オーディエンスは、グループを最大10まで分割できます。各グループには一意のユーザーが含まれており、各グループ内のユーザーの割合をカスタマイズできます。
オーディエンスを作成するには、以下の手順に従ってください。
Campaign Lab で、 Audiences を選択します。
新規オーディエンス（New audience） を選択します。
オーディエンス名を入力します。
以下のストアから1つ選択します：
- Apple Store
- Google Play
以下のいずれかのIDタイプを選択します：
- 広告ID
- Pushトークン
1つ以上のアプリを選択します。選択したアプリのユーザーがオーディエンスに含まれます。
- 複数のアプリを選択した場合、いくつかのコンディションが利用できなくなり、このオーディエンスをGoogle 広告アカウントで共有できなくなります。
オーディエンスをフィルターしたい数のディメンションを選択します。
- 選択したアプリのユーザーリスト全体を含める場合は、この手順をスキップしてください。
次に、オーディエンスを1〜10のグループに分割します。 グループに名前を付けたり、各グループ内のユーザーの割合をカスタマイズしたりできます。
選択した内容を確認し、必要に応じて変更してください。 オーディエンスの作成（Create Audience） を選択します。
これで、オーディエンス設定を確認したり、ユーザーリストをパートナーと共有することができます。
オーディエンスをフィルター
コンディション
コンディションを使用すると、アプリケーションステータスやアトリビューションタイプなどで、オーディエンスに含めるユーザーをフィルタリングすることができます。 例えば、オーディエンスに中国またはフランスのオーガニックユーザーだけを含めたい場合は、 アトリビューション をorganicに、 国 をChinaとFranceに設定してください。コンディションは任意の数だけ、または任意の組み合わせで設定できます。
利用可能なコンディションは次のとおりです。
| コンディション | ご利用の条件 |
|---|---|
| アプリ | 必須のコンディション |
| リンク（ネットワークレベル） | アプリが1つのみ選択されている場合に利用可能 |
| イベント | アプリが1つのみ選択されている場合に利用可能 |
| イベントカウント | - |
| 国 | - |
| アプリケーションステータス | アンインストール・再インストール計測でのみ利用可能 |
| アンインストールタイム | アプリステータスがUninstalledの場合に利用可能 |
| 再インストールタイム | アプリステータスがReinstalledの場合に利用可能 |
| デバイスタイプ | - |
| インストール時間 | - |
| 最新セッション | - |
| 前回のイベントの時間 | アプリが1つのみ選択されている場合に利用可能 |
| アトリビューション (Attributions) | - |
| 収益イベント | - |
| 総滞在時間 | - |
| 総収益 | 選択した全てのアプリで同じ通貨が使用されている場合に利用可能 |
オーディエンスに含まれる全てのユーザーは、設定されたコンディションを全て満たします。 例えば、 アプリステータス をReinstalledに設定し、 収益イベント をMore than 3に設定すると、オーディエンスには、アプリを再インストールし、3つ以上の収益イベント を トリガーしたユーザーのみが含まれます。
エクスプレッション
エクスプレッションとは、コンディションのパラメータを指します。次のエクスプレッションを使用して、オーディエンスのデータをフィルタリングすることができます。
| エクスプレッション | メモ |
|---|---|
| 含む (Include) | オーディエンスに含まれる全てのユーザーは、この特定のコンディションを満たす必要があります。 例：イベントに Purchaseが含まれている場合、オーディエンスには他のイベントのデータは含まれません。 |
| 除く(Exclude) | オーディエンスに含まれるユーザーは、他のコンディションを満たしていても、この特定のコンディションを満たすことはできません。 例： 国が Japanで、 アプリがExampleAppを除外する場合、オーディエンスには日本のExampleAppユーザーは含まれません。 |
| この数値より小さい（<） （Less than）/ この数値より大きい（>）（More than） / 一致（Exact） | これらのエクスプレッションを使用すると、定量的コンディションを設定できます。 収益イベントのコンディションを使用した例：
|
| 指定日前から（Before） / 指定日から（Since） | これらのエクスプレッションを使用すると、日付ベースのコンディションを設定できます。 インストール時間（Install Time） のコンディションを使用した例：
|
オーディエンスの管理
オーディエンスの詳細ページには、選択されたオーディエンスに関する全ての情報が表示されます。 オーディエンスに関する以下の情報が閲覧可能です。
- オーディエンス名
- オーディエンスの作成日と最終編集日
- オーディエンスの推定サイズ - オーディエンスのユーザー数の推定値と、推定値が更新された時刻を表示します。 再度見積もる（Re-estimate） を選択して、オーディエンスのサイズを再度更新します。
- オーディエンスを作成するための設定（アプリ、ストア、IDタイプや選択されたコンディションなど）
- グループ数、各グループ内のユーザーの割合、複数のパートナーとオーディエンスグループを共有するためのURL
オーディエンスを編集する
オーディエンスの作成後に、オーディエンスを編集できます。
オーディエンスを編集するには、次の手順に従ってください。
- Campaign Lab で、 Audiences を選択します。
- Audiences のリストで、詳細を確認するオーディエンスを選択します。
- オーディエンス名を変更するには、オーディエンス名の横にある
（編集）をクリックします。 - オーディエンス設定を編集するには、 オーディエンスを編集（Edit audience） を選択します。オーディエンスの以下の基本設定を変更することができます：
- アプリ
- ストア
- IDタイプ
- コンディション
- Groups
（編集）をクリックします。オーディエンスを削除する
オーディエンスを削除するには、以下の手順に従ってください。
- Campaign Lab で、 Audiences を選択します。
- Audiences のリストで、詳細を確認するオーディエンスを選択します。
（削除）を選択してオーディエンスを削除します。
（削除）を選択してオーディエンスを削除します。