Auth0 SSO
AdjustはAuth0シングルサインオン(SSO)をサポートしており、Auth0の認証情報を使用してAdjustにログインする機能を提供しています。
Auth0での設定
Auth0アカウントでSSOを有効にしている場合のみ、Auth0経由でAdjustにログインできます。SAML(セキュリティ アサーション マークアップ ランゲージ)を使用したAuth0でのシングルサインオン(SSO)を設定するには、Auth0管理コンソールで以下の手順に従います。
- Auth0管理アカウントログインし、 管理画面(Dashboard)> アプリケーション(Applications) に移動します。
- アプリケーションの作成(Create Application) を選択します。
- 名前(Name) フィールドに
Adjust App
と入力し、アプリケーションタイプで 通常のWebアプリケーション(Regular Web Applications) を選択して、 作成(Create) を選択します。 - 管理画面(Dashboard)> アプリケーション(Applications) へ戻ります。
- ...(3つのドット)メニューを選択し、
Adjust App
の横にある 設定(Settings) メニューを選択します。 - アドバンスト設定(Advanced settings) を選択します。
- アドオン(Addons) タブで SAML 2 をONにします。
- SAML2 Webアプリ(SAML2 Web App)ウィンドウで 設定(Settings) タブで次を設定し、 有効化(Enable) を選択します。
- アプリケーションコールバックURL(Application Callback URL) フィールドに
https://api.adjust.com/accounts/users/saml/auth
と入力します。 - 設定(Settings)フィールドで次を入力します。
- アプリケーションコールバックURL(Application Callback URL) フィールドに
{
"mappings": {
"email": "primary_email",
"given_name": "first_name",
"family_name": "last_name"
},
"nameIdentifierProbes": [
"http://schemas.xmlsoap.org/ws/2005/05/identity/claims/emailaddress"
]
}
- SAML2 Web App(SAML2 Webアプリ)ウィンドウで、 使用状況(Usage) タブを選択します。
- IDプロバイダーメタデータ(Identity Provider Metadata) の横にある ダウンロード(Download) を選択し、SAMLメタデータXMLファイルをダウンロードします。
これで、Auth0での設定が完了しました。次の手順に進んでください。
Adjustでの設定
Adjustでは最初に単一ユーザーアカウントのSSOログインを有効にします。そのユーザーのSSOログインが機能することを確認した後、Adjustはユーザーが指定したドメイン内の全てのユーザーのSSOを有効にします。Auth0 SSOの設定を完了するには、次の手順に従います。
専任のアカウントマネージャーまたはsupport@adjust.comに対し、アカウント内の単一ユーザーのSSOを有効化するために次の詳細を含むメールを送信します。
- IDプロバイダー: Auth0
- ドメイン: 会社のメールアドレスで使用されるドメインです。例:従業員のメールアドレスがjohn.doe@example.comの場合、
example.com
と入力する必要があります。 Adjustはこのドメインを使用して、どのユーザーをSSOユーザーに変換する必要があるかを判断します。 複数のメールドメインを一度に入力する場合は、コンマで区切ります。例:example.com
,adjust.com
。追加したドメインは、変更または削除ができません。 - Adjustユーザーアカウント: Adjustへのアクセス権を既に持っているユーザーまたはAdjustユーザーアカウントのメールアドレスを入力します(例:it-admin@example.com)。個人のユーザーアカウントでテストしたいが、Adjustへのアクセス権を持っていない場合は、チームのAdjust管理ユーザーに依頼して、ユーザーアカウントを作成してもらいます。必要に応じて、SSOの設定が完了した後で自分のAdjustのアクセス権を削除することができます。
- 既定の権限: Auth0を使用してAdjustユーザーアカウントを作成した場合、ユーザーはデフォルトの権限のパーミッションを受け取りま選択可能なオプションは、閲覧者、編集者、管理者です。詳細については、ユーザー権限の設定に関する記事をご覧ください。
- SAMLメタデータXMLファイル: Auth0からダウンロードしたSAMLメタデータXMLファイルを添付します。
Adjustの担当者がアカウントのSSOを有効にしたことを確認したら、次の手順を実行します。
- Adjustのログインページに移動します。
- シングルサインオン (SSO)でログイン (Login with SSO) を選択します。
- Adjustに提供したAuth0のメールアドレスを入力し、 次へ(Next) を選択します。
- Auth0でログインします。
Adjustの担当者に、最初のユーザーのSSO経由のログインが成功したことを通知するメールを送信します。Adjustは24~48時間以内に、アカウントの全てのユーザーのSSOを有効にします。
SSOを使用したログイン
SSOユーザーとしてAdjustにログインするには、2つの方法があります。
Auth0で - 全てのユーザーが利用可能、また、初めてのユーザーの場合は必須の方法
- Auth0アカウントにログインします。
- Auth0のアプリケーションの
Adjust app
に移動します。
Adjustダッシュボードが表示され、Auth0アカウントに関連付けられたユーザーとしてログインします。
また、ユーザーはAuth0の認証情報を使用して IDプロバイダーログインURL(Identity Provider Login URL) からAdjustに直接ログインすることもできます。ユーザーに IDプロバイダーログインURL(Identity Provider Login URL) を提供するには、以下の手順に従ってください。
- Auth0管理アカウントログインし、 管理画面(Dashboard)> アプリケーション(Applications) に移動します。
Adjust app
を選択します。- アドオン(Addons) タブで SAML2 Webアプリ(SAML2 Web App) を選択します。
- 使用状況(Usage) タブで、 IDプロバイダーログインURL(Identity Provider Login URL) の横にあるリンクをコピーします。
Adjustで - 既存ユーザーが利用可能
- Adjustのログインページに移動します。
- シングルサインオン (SSO)でログイン (Login with SSO) を選択します。
- Auth0のメールアドレスを入力し、 次へ(Next) を選択します。
- Auth0でログインします。
Auth0アカウントから正常にログインすると、Adjustにリダイレクトされます。これで、Auth0アカウントに関連付けられたユーザーとしてログインしました。
SSOユーザーの管理
- 新規ユーザーがAuth0経由でAdjustに初めてログインすると、Adjustはデフォルトの権限のパーミッションでそのユーザーのアカウントを作成します。ユーザーのパーミッションは変更できます。
- アカウント内のユーザーは、AdjustからAPIトークンを取得またはリセットできなくなります。専任のアカウントマネージャーにご連絡いただくか、support@adjust.comまでお問い合わせください。
- 非SSOドメインのユーザーにチームがアクセス権を付与した場合(広告代理店と提携している場合など)、これらのユーザーは引き続きAdjustに直接ログインできます。
- SSOを連携した後は、SSOユーザーについてはAuth0を通じて二要素認証(2FA)を管理する必要があります。非SSOドメインのユーザーについては、Adjustで2FAを有効にしている場合、Adjustは引き続き2FAを管理します。