ヘルプセンター
17/7/2025 | https://help.adjust.com
Amazon S3でプロジェクトを設定
ユーザーのローデータは、Adjustのクラウドストレージアップロード機能を使ってアマゾン ウェブサービス(AWS) S3バケットに自動的にエクスポートすることができます。認証には2つのオプションがあります。
- IAMユーザーベースによる認証
- IAMロールベースによる認証
Amazon S3バケットへのクラウドストレージアップロードを設定するには、次の手順に従ってください。
- バケット名
- アクセスキーIDとシークレットアクセスキー (IAMユーザーベースによる認証の場合)
- IAMロール リソースネーム(ARN) (IAMロールベースによる認証の場合)
S3バケットの設定
- AWS マネジメントコンソール で、エクスポートしたデータを保管するための専用のS3バケットを作成します。
- バケット名を記録しておきます。 Adjustダッシュボード > AppView > データ管理(Data Management) > クラウドストレージアップロード(Cloud storage upload) でパーミッションを設定し、アプリに連携するために必要になります。
- 認証方法を選択します。
オプションA:IAMユーザーベースによる認証
新しいIAMユーザーを作成します。
- ユーザーに プログラムによるアクセス権限 を付与します。
- データエクスポート用に作成されたS3ユーザーバケットへのアクセスにのみ使用してください。
ユーザーアカウントのアクセスキー IDとシークレットアクセスキーをコピーし 、安全に保管します。Adjustのダッシュボードでバケットを連携するために必要となります。
以下のパーミッションを持つIAMユーザーに インラインポリシーを付与します。
- AWSドキュメントの 「To embed an inline policy for a user (console)」 の手順に従ってください。
- JSON タブを選択して、
YOUR-BUCKET-NAME-HERE
を実際のバケット名に置き換えて、以下のポリシーを貼り付けます。
{
"Version": "2012-10-17",
"Statement": [
{
"Effect": "Allow",
"Action": ["s3:GetBucketLocation", "s3:ListBucket"],
"Resource": ["arn:aws:s3:::YOUR-BUCKET-NAME-HERE"]
},
{
"Effect": "Allow",
"Action": ["s3:PutObject"],
"Resource": ["arn:aws:s3:::YOUR-BUCKET-NAME-HERE/*"]
}
]
}
重要:
YOUR-BUCKET-NAME-HERE
をバケット名に置き換えてください。
オプションB:IAMロールベースによる認証
- 新しいIAMポリシーを作成:
- AWS マネジメントコンソール にて、 IAM > ポリシー に移動します。
- ポリシーの作成 を選択します。
- JSONタブに切り替えて、以下のポリシーを貼り付けます。
YOUR-BUCKET-NAME-HERE
はS3バケット名に置き換えてください。
{
"Version": "2012-10-17",
"Statement": [
{
"Effect": "Allow",
"Action": ["s3:GetBucketLocation", "s3:ListBucket"],
"Resource": ["arn:aws:s3:::YOUR-BUCKET-NAME-HERE"]
},
{
"Effect": "Allow",
"Action": ["s3:PutObject"],
"Resource": ["arn:aws:s3:::YOUR-BUCKET-NAME-HERE/*"]
}
]
}
重要:
YOUR-BUCKET-NAME-HERE
をバケット名に置き換えてください。
- 新しいIAMロールを作成 :次に、Adjustがバケットにアクセスするために付与するIAMロールを作成します。
- AWS マネジメントコンソール にて、 IAM > ロール に移動します。
- ロールを作成 を選択します。
- 信頼されているエンティティタイプでは、 カスタム信頼ポリシー(Custom trust policy) を選択します。
- カスタム信頼ポリシー(Custom trust policy) のテキストボックスに、次のJSONを貼り付けます。このポリシーは、AdjustのAWSアカウントとの信頼関係を確立するものです。
{ "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Effect": "Allow", "Principal": { "AWS": "arn:aws:iam::555456986421:user /adjust-s3-csv-uploader" }, "Action": [ "sts:TagSession", "sts:AssumeRole" ] } ] }
アクセス許可を設定:
- 次(Next) を選択します。
- 許可を追加する ページで、前の手順で作成したIAMポリシー(例:adjust-s3-access-policy)を検索し、選択します。
- 次(Next) を選択します。
- ロールにわかりやすい名前を付けます(例:adjust-s3-access-role)。
- 詳細を確認し、 ロールの作成 を選択します。
ロール リソースネーム(ARN)をコピーします。 ロールが作成されたら、Amazonリソースネーム(ARN)を使用してAdjustダッシュボードでの設定を完了します。