Microsoft Azure Blob Storageにローデータをエクスポート

Adjustのクラウドストレージアップロード機能を使用して、お客様のMicrosoft Azure Blob Storageコンテナにローデータを自動的にエクスポートできます。

Azure Blob Storageをローデータのエクスポート先に設定するには、以下が必要です。

  • Microsoft Azureの ストレージアカウント​
  • Adjustがファイルをアップロードできる Blobコンテナ​
  • 書き込み (cw) 権限を持つ有効なSAS (Shared Access Signature) トークン​ 。

Azure Blob Storageを準備

  1. Azure Storageアカウントが有効で、インターネットからアクセスできることを確認します。

  2. AdjustがファイルをアップロードするBlobコンテナを作成または指定します。

    • 書き込み​ 権限を持つ、コンテナに対する SASトークン​ を生成します。

  3. Azureから以下の詳細をコピーします。

    • ストレージアカウント名​
    • コンテナ名​
    • SASトークン​

Azure Blob Storageの認証情報を追加する

エクスポート設定を行う前に、Adjustのパートナー接続にAzureの認証情報を追加する必要があります。

  1. Adjustダッシュボードで、 DataWorks​ の パートナー接続（Connections）​ に移動します。

  2. + 新規パートナー接続（+ New Connection）​ を選択します。

  3. プロバイダーとして Microsoft Azure Blob Storage​ を選択します。

  4. 必要な認証情報を入力します。

    • ストレージアカウント名​ （例：myadjuststorage）
    • コンテナ名​ （例：adjust-exports）
    • SASトークン​ （全てのパラメーターを含むSASトークンのクエリ文字列全体をペーストします）

  5. 接続（Connect）​ をクリックします。Adjustは保存する前に認証情報のテストを行います。

    • このステップで、Adjustはコンテナに/.write_test_tmpという名前の一時的なテストファイルを作成し、書き込み権限が付与されていることを確認します。

  6. 認証が完了したら、パートナー接続を保存します。これでエクスポート設定を利用することができます。

Azure Blob Storageでローデータエクスポートを設定

  1. Adjustダッシュボードで、 ローデータエクスポート（Raw Data Export）​ > クラウドストレージアップロード（Cloud Storage Uploads）​ の順に移動します。
  2. エクスポート先を追加（Add export destination）​ をクリックします。
  3. ストレージプロバイダーとして Microsoft Azure Blob Storage​ を選択します。
  4. 先に作成したAzure認証情報を選択します。
  5. （オプション）コンテナ内の フォルダーパス​ を指定します（例：adjust_exports/）。
  6. 設定を保存します。

アップロードされたファイルを確認

  • Adjustは、エクスポートスケジュールに従って、Azure Blob StorageコンテナにローデータをCSVファイルで自動的にアップロードします。
  • Azureのコンテナを確認し、ファイルが配信されていることを確認してください。