カスタムコールバックパラメーターの追加

コールバックを設定したら、コールバックからカスタムデータを受信することを選択できます。これはセッションやイベントに関するカスタムパラメーターを独自の分析目的でビジネスインテリジェンスシステムにパスする必要がある場合に役立ちます。

セッションコールバックパラメーター

セッションコールバックパラメーターを使うと、ユーザー名、製品ID、トランザクション番号などのカスタムユーザー情報を、インストール時、セッション時、リアトリビューション時にコールバックで転送できます。Adjustはセッション中に全てのアプリイベントを計測するため、このような情報も付与されてコールバックに表示されます。 

開発者がAdjust SDKでセッションコールバックパラメーターを設定すると、その時点からユーザーがアプリをアンインストールしない限り(あるいはアンインストールするまで)、そのユーザーについての全てのセッションおよびインストール後のイベントに、セッションコールバックパラメーターが含まれることになります。値がアプリ内でユーザーに対して使用可能になったらすぐに、開発者がセッションコールバックパラメーターを設定することをお勧めします。可能な場合は、SDKを初期化する 前に​ セッションコールバックパラメーターを設定してください。こうすることで、パラメーターは分析のインストールアクティビティに含められます。

セッションコールバックパラメーターの設定

開始するには、開発者向けガイドを使用して、Adjust SDKにセッションコールバックパラメーターを追加します。

注意:
イベントとセッションに同じパラメーター名(キー名)を使用している場合は、イベント値がセッション値より優先されます。例えば、イベント値が"foo=25"でセッション値が"foo=10"の場合、イベントコールバックには"foo=25"が含まれます。

イベントコールバックパラメーター

コールバックパラメーターは、イベントの各インスタンスに適用されます。例えば、購入イベントが発生したとき、transaction_idをコールバックパラメーター、「レベル達成」のイベントが発生したときはレベル番号をコールバックパラメーターとする場合、開発者は各イベントの各インスタンスに関して各コールバックパラメーターおよび値を明示的にパスする必要があります。

イベントコールバックパラメーターはユーザーレベルデータとしてのみ利用可能で、Datascapeでは利用できません。Adjustシステムではカスタムイベントパラメーターをいっさい処理せず、パスだけを行います。

重要:
個人を特定できる情報をカスタムパラメーターでパスしないでください。

イベントコールバックパラメーターの設定

イベントコールバックパラメーターを使用して、Adjustからカスタムイベントデータを受信できます。これはAdjust SDK内またはS2Sイベント経由で設定できます。

Adjust SDKを使用した設定

開発者向けガイドを使用して、Adjust SDKにイベントコールバックパラメーターを追加します。

サーバー間(S2S)イベントを使用した設定

開発者ガイドを使用して、サーバー間(S2S)イベントでカスタムイベントデータをAdjustにパスすることを設定します。