AdjustのディープリンクをSendGridに連携
Eメールサービスプロバイダー(ESP)が自社のリンクでディープリンクURLをラップすると、iOSのユニバーサルリンクが正しく動作しません。このページでは、SendGridアカウントでディープリンクとクリックレコーディングを設定する方法を説明します。
事前準備
この機能を利用するには、まずお使いのプラットフォーム用のAdjust SDKをダウンロードして設定してください。以下のリンク先の説明に従って、設定を開始してください。
Adjust SDKの実装と設定が完了したら、以下のリンク先のガイドに従ってアプリのディープリンクを設定してください。
AdjustのユニバーサルリンクでSendGridでのディープリンクをONにする
SendGridは、そのドメインに加えてユニバーサルリンクをサポートしています。この場合、ディープリンクとクリックレコーディングを実行できます。
SendGridにて
- SendGridのドキュメントに従って、SendGridアカウントでリンクのブランディングプロセスを完了します。apple-app-site-association(AASA)ファイルを提供して、Sendgridにリダイレクトするためのクリックレコーディングドメインを選択します。例:
link.brand.com
。
お客様のサーバーにて
- SendGridにAASAファイルまたはプロキシを条件付きで提供するようにドメインを設定します。設定方法の詳細はSendGridのドキュメントをご覧ください。
- 有効なAASAファイルはパスの元でホストされる必要があります。Appleのガイドに従ってファイルを作成するか、SendGridのドキュメントに記載されている例を利用してください。
アプリにて
XcodeでクリックレコーディングドメインのAssociated Domains
を有効化します。詳細については、Appleのドキュメントを参照してください。
リンクのresolution(解析と変換)
Eメールキャンペーンを実施する際、SendGridは独自のクリック記録リダイレクトURLを使用してEメール内の全てのリンクをラップします。これにより、SendGridでクリックスルーの統計情報を確認できるようになります。ただし、メールにAdjustのユニバーサルリンクが含まれている場合、リダイレクトURLによってiOSはAdjustのユニバーサルリンクを適切に解析しません。この問題を解決するには、リンク解析を使用する必要があります。
AdjustSDKでリンク解析と変換を設定する方法をご覧ください。
メールキャンペーンにて
- SendGridのメールプロジェクトでAdjustユニバーサルリンクを使用します。
- メールキャンペーンを実施する前に連携をテストします。
これで設定が完了しました。