プリインストールアプリ

Adjust SDKを使用して、出荷直後のユーザーのデバイスにアプリがプリインストールされているかを確認できます。このチェックを行うには、4つの方法があります。

Adjust SDKを有効化してプリインストールアプリを認識するには、configオブジェクトを作成する必要があります。それを実行するにはsetPreinstallTrackingEnabled関数を呼び出し、値をtrueに設定してください。

Java
Javascript
adjustConfig.setPreinstallTrackingEnabled(true);
重要:
デバイスにプリインストールされたアプリを確認するには、4つの方法があります。どの方法を使用する場合でも、 setPreinstallTrackingEnabled 関数を呼び出してください。

それぞれの方法に関するSDKの要件と追加手順は以下をご覧ください。

System Propertiesを使用する場合

SDKの要件

  • Adjust SDKバージョン4.23.0以降

OEMはエンゲージメントデータをファイルに書き込み、デバイスシステムプロパティでファイルパスを指定します。Adjust SDKは初期化時にファイルを読み込みます。

コンテンツプロバイダーを使用する場合

SDKの要件

  • Adjust SDKバージョン4.23.0以降

プリロードアプリによって読み取り専用のコンテンツプロバイダーが作成され、Adjust SDKはContent resolver(コンテンツリゾルバー)を使用してデバイスアプリのリクエストをクエリします。

パーミッションを設定するには、以下をAndroidManifest.xmlファイルに追加してください。 デバイスのプレインストール済みアプリにアクセスするには、以下をAndroidManifest.xmlファイルに追加してください。

System Installer Receiverを使用する場合

SDKの要件

  • Adjust SDKバージョン4.27.0以降

このシステムインストーラーはプリインストールアプリのアトリビューション情報をブロードキャストし、Adjust SDKはレシーバーを使用してこれを受信します。

レシーバーを宣言するには、以下をAndroidManifest.xmlファイルに追加してください。

<receiver android:name="com.adjust.sdk.AdjustPreinstallReferrerReceiver"> 
   <intent-filter> 
      <action android:name="com.attribution.SYSTEM_INSTALLER_REFERRER" /> 
   </intent-filter> 
</receiver>

World-readable directoryを使用する場合

SDKの要件

  • Adjust SDKバージョン4.23.0以降

プリロードされたアプリのアトリビューション情報を、/sdcardなどの全ユーザーが読み取り可能なディレクトリに保存します。この方法では、全てのアプリがそのディレクトリから読み取ることができる一方、アプリのデータは暗号化プロトコルによって保護されます。