アクティビティ：SKAdNetwork qualifier

iOS 14.6より、Appleはインストールの検証ポストバックにパラメーター did-win を追加しました。SKAdNetworkバージョン3.0で、広告を配信する最大6ネットワークで利用が可能です。このパラメーターの目的は、どの広告エンゲージメントがアトリビューションの対象となったかを示すことです。

• アトリビュートされた広告を配信するネットワークは、 did-win 値が True​ のポストバックを受信します。
• アトリビューションの対象となったがアトリビューションを獲得できなかった最大5つのネットワークは、 did-win 値 False​ でポストバックを受け取ります。

did-win の値をローデータで受け取るには、 SKAdNetwork qualifier​ アクティビティタイプを使用してください。これにより、対象となったがアトリビューションに至らなかったエンゲージメントのデータが、個別のコールバックまたはCSVエントリーで送信されます。

❌ SKAdNetwork qualifierのアクティビティはグローバルコールバックに含まれ ません​ 。

サポートされているプレースホルダー

SKAdNetworkインストール向けの全てのプレースホルダーは、SKAdNetwork qualifierでもサポートされています。

qualifierの値を受け取るには、専用のプレースホルダーを使用してください。

インストールとqualifierポストバックの違い

SKAdNetworkインストールコールバックとSKAdNetwork qualifierコールバックで利用できるデータには、いくつかの相違があります。その理由は、バージョンによってAppleのサポートが異なり、エンゲージメントの判別の際にプライバシーを維持するためです。

これらの相違については、以下の表を参考にしてください。