X（旧Twitter）との連携

このページでは、AdjustとX（旧Twitter）の連携によって、データがどうレポートされるかを説明します。併せまして、よくあるご質問もご覧ください。

計測の仕組み

AdjustはX（旧Twitter）のインストールをどのように計測しますか？

X（旧Twitter）はAdjustのトラッカーURLを使用しないことから、AdjustはSDKがレポートする全てのアプリセッションをAPI連携パートナーに送信しています。
X（旧Twitter）はアクティビティを認識すると、AdjustにデバイスIDとタイムスタンプを送信します。
Adjustは自社のアトリビューションメソッドに従い、全てのネットワークからのエンゲージメントデータを使用して、最後のソースにインストールをアトリビュートしています。

注意:

X（旧Twitter）はコンバージョンがあったクリックとインプレッションのみをレポートするため、AdjustではX（旧Twitter）のインベントリーで生成されたクリック数とインプレッションを表示しません。

X（旧Twitter）の規定に基づき、Adjust（およびその他全てのMACT）は、X（旧Twitter）のアトリビューションデータを91日間以上保存することができません。この制限に達すると、X（旧Twitter）にアトリビュートされたユーザーは、自動的にExpired Attributionsに表示されます。期限切れのアトリビューションは、以下のソースのキャンペーンレベル（サブレベル1）に表示されます。

Twitter Installs
Twitter Audience Platform

Adjustはユーザーのその後のアクティビティを引き続き計測しますが、全てのイベントとセッションがExpired Attributionsに表示されます。変更は遡って適用されるため、これまで計測されたイベントおよびセッションデータは全て、そのユーザーとともに Expired Attributions キャンペーンレベルリンク内に保持されます。

期限の失効したアトリビューションは表示の変更であり、Adjustではリアトリビューションとはみなされません。

よくあるご質問

X（旧Twitter）キャンペーンで、ディープリンクを含むAdjustリンクURLを使用できますか？

Adjustでは、どのようなX（旧Twitter）のデータをレポートしますか？

AdjustがX（旧Twitter）キャンペーンを計測しないのはなぜですか？

Datascapeに表示されるインストール数がX（旧Twitter）よりも少ない（または多い）のはなぜですか？

レポートされたインストール数に乖離がある場合は、次の点が原因となっていることがありますのでご確認ください。

アトリビューション期間が異なるため。 両プラットフォームのアトリビューション期間が同じであることを確認してください。X（旧Twitter）広告のダッシュボードでX（旧Twitter）のアトリビューション設定を確認および変更するには、 ツール（Tools） > コンバージョントラッキング（Conversion tracking） に移動します。Adjustでは、Campaign Labでリンクレベルのアトリビューション設定を行うことができます。また、AppViewでアプリを選択することで、アプリレベルのアトリビューション期間の設定を確認および変更できます。Adjustのデフォルト設定では、クリックが7日間、インプレッションは24時間で、その間に起動しなかった場合休眠ユーザーと認識されます。

タイムゾーンが異なるため。 2つのプラットフォームのタイムゾーンが同じであることを確認します。

ユーザー獲得戦略を確認する。 複数のチャネルに広告を出している場合、レポートされたX（旧Twitter）ユーザーがAdjust内の別の場所にアトリビュートされている可能性があります。

X（旧Twitter）がアシストコンバージョン（Assisted Conversions）をレポートしているため。 X（旧Twitter）ダッシュボードからレポートをエクスポートしてAdjustとデータを比較する際はAssisted Conversions（アシストコンバージョン）を除外してください。Adjustは、アシストコンバージョンをレポートに含みませんが、X（旧Twitter）ではデフォルトに含まれます。

X（旧Twitter）では、アプリのインストール数にSKANが含まれます。 X (旧Twitter)は、アプリのインストールにおいて、モバイルアプリのコンバージョントラッキング（MACT）とSKAdNetwork（SKAN)の両方によってアトリビュートされたインストールをレポートします。

ローデータエクスポートによるX（旧Twitter）のインストール数が、Datascapeに表示されるインストール数よりも少ないのはなぜですか？

X（旧Twitter）ユーザーが、非公開のインプレッションやエンゲージメント情報を広告主に共有しないという設定にしている場合、そのユーザーのインストールとアプリ内イベントが、ローデータエクスポート時に「Organic」として転送されます。但しDatascapeでは、X（旧Twitter）経由のインストールとアプリ内イベントの合計データが表示されます。

その結果、Datascapeでは、ローデータエクスポートよりもX（旧Twitter）によるインストールやアプリ内イベントが多く表示されます。Datascapeとローデータエクスポートのデータを比較した場合、Datascapeが表示するX（旧Twitter）のイベント数が正しい数値となります。

MMP（モバイル計測パートナー）上のインストール率とユーザーごとのインストール率に乖離があるのはなぜですか？
X（旧Twitter）のユーザーは、「カスタマイズとデータ(Personalization and Data)」設定で、広告主との情報共有を管理することができます。詳細については、X（旧Twitter）のヘルプセンター記事をご覧ください。
計測パートナーは、全てのデバイスからインストール率とアプリ内イベントの合計データを計測できますが、データ共有を許可していないユーザーについては、非公開のエンゲージメントおよびインプレッション情報を広告主に提供することができません。

信用できるデータソースとは？どのデータを信用するべきですか？
Datascapeとローデータエクスポートを比較すると、X（旧Twitter）経由のイベント数を正確に表示するのはDatascapeです。Datascapeには、X（旧Twitter）キャンペーン経由のインストール数の合計が全て表示されます。これには、非公開情報の共有を許可するデバイスと許可しないデバイスの両方が含まれます。

データ乖離の割合はどれくらいでしょうか？乖離を低減するためのキャンペーン設定はありますか？オプトアウトしたユーザーのLTVはどのように計算できますか？
データ乖離は、地域、パートナー、広告主によって程度がさまざまです。AdjustはX（旧Twitter）と長期的にコラボレーションし、LTVの計算に関する広告主のニーズに対応するためのソリューションを提供しています。

どの地域に影響しますか？
全ての地域に影響します。

リエンゲージメントキャンペーンにどう影響しますか？
X（旧Twitter）のリエンゲージメントキャンペーンは、Datascapeに全てのデバイスのアトリビューションを表示します。しかし、非公開情報の共有を許可するデバイス情報のみがローデータ転送されます。