ユーザージャーニー - 教育カテゴリー
このユースケースでは、教育アプリがどのようにDatascapeを活用できるかについて、架空のアプリ「Learn Droid」を例に説明します。このサブスクリプション型のアプリは、様々な学習コースや講師によるレッスンを提供しています。
ここでは、アプリのユーザー取得においての成功を正確に分析するために、どのようにDatascapeを活用すべきかについて見ていきます。
ユーザージャーニー
ユーザーがLearn Droidアプリをインストールすると、まずはアカウントを登録し、次に無料トライアルを開始します。無料トライアルの期間が終了すると、ユーザーはアプリの利用を継続するために、サブスクリプションを購入する必要があります。
オーバービューダッシュボード
Learn Droidアプリのマーケティングマネージャーは、オーバービューダッシュボードにある KPI を使用して、キャンペーンのパフォーマンスの全体像を把握します。 KPI の指標を以下のように設定します。
- クリックコンバージョン率(CCR) - キャンペーンによって新規ユーザーを獲得しているかどうかを把握します。
- 無料トライアル開始 と 1ヶ月のサブスクリプションの購入 - 指標リストからこれらのイベントを選択すると、無料トライアルを開始してサブスクリプションを購入したユーザーの数を迅速に把握できます。なお、これら2つのイベントは関連づけられていない点にご注意ください。サブスクリプションを購入したユーザーは、必ずしも無料トライアルを開始したユーザーと同じとは限りません。
無料トライアルを開始したユーザーのうち、何人が先に進んでサブスクリプションを購入したかを表示したい場合、以下のイベントを指標として使用できます。
- イベント - トライアル開始、コホート期間 - 3D
- イベント - 1ヶ月のサブスクリプションの購入、コホート期間 - 14D
オーバービューダッシュボードの パフォーマンスサマリー(Performance summary) で、過去7日間で最も効果があったキャンペーンを表示します。以下の設定を使用してください。
- フィルター : 上位10
- ディメンション から キャンペーン名
- 指標 : インストール
リアルタイムパフォーマンスレポート(Real-time performance summary) では、以下の指標を選択し、複数のパートナーのパフォーマンスを計測します。
- インプレッション(Impressions)
- クリック(Clicks)
- クリック率(CTR)
- インストール(Installs)
- クリックコンバージョン率(CCR)(Click Conversion Rate (CCR))
- 平均DAU(Average DAUs)
- 広告費用
- eCPI(全てのインストール)
- 総収益(All Revenue)
- 平均WAU
- 拡張クリック単価(eCPC)(Effective Cost per Click (eCPC))
- eCPM(アトリビューション)
このデータによって、最も多くのインストール数と収益をもたらしているパートナーを把握することができます。費用対効果を判断するのに最適です。
全てのレポート
ここで、 全てのレポート に移動します。ドリルダウンすることで、実際にどのパートナーがどのキャンペーンで最もパフォーマンスが良かったかを把握できます。以下のディメンションと指標を選択してレポートを作成することで、チームとデータを共有することができます。
ディメンション
- キャンペーン名
- チャネル
指標
- クリック(Clicks)
- インストール(Installs)
- ユーザー登録
- トライアル開始
- 1か月のサブスクリプションの購入