Samsung TVでのコネクテッドTVキャンペーンの設定
SamsungとのAdjustのパートナーシップにより、Samsung TVキャンペーンで提供するクリエイティブにAdjustのクロスデバイスリンクを追加することができます。 コネクテッドTVキャンペーンの成果とモバイルアプリのインストールを促進する効果を計測しましょう。
事前準備
はじめに、以下の設定手順をご覧ください。
参考
- AdjustはSamsung Adsの承認する企業です。 よって、SamsungプラットフォームでのクリエイティブとAdjustリンクの実装は、Samsungの担当者によって処理されます。
1. AdjustでSamsungをネットワークとして追加し、カスタムリンクを作成する
CTVとモバイル間のキャンペーンをSamsungと実施するには、Adjustダッシュボードでネットワークを設定する必要があります。 これでAdjustとの連携が有効になり、Samsungにデータを送信できるようになります。 Adjustがリンクを作成したら、クロスデバイスキャンペーンとの互換性を確保するために、いくつかの設定をカスタマイズする必要があります。
キャンペーンリンクを作成するには、以下の手順に従ってください。
Campaign Lab を選択します。
+ 新規パートナー(+ New partner) を選択します。
リストから Samsung DSP を選択します。
リンクを作成したいアプリを選択します。
Enable data sharing
: 編集(Edit) を選択し、トグルをONにして 有効化(Enable) を選択します。オプション: データ共有を設定し、イベントをマッピングします。
Set your link use case
で、 クロスデバイスリンク(Cross-device link) を選択します。リンクの名前を入力します。
オプション: リンクのキャンペーン構造パラメーターを更新して、任意のSamsungマクロにマッピングします。
- 使用できるSamsungネットワークマクロの一覧を確認してください。
- キャンペーンパラメーターのマッピングを設定する前に、必ずSamsungの担当者にご相談ください。
オプション: クロスデバイスリンクのアトリビューション期間をカスタマイズします。
リンク設定を確認し、 リンクの作成(Create link) を選択します。
次に、インプレッションベースの確率的マッチングをサポートするために、以下のパラメーターと値のペアをリンクに追加します:
パラメーター | 値 |
---|---|
ip_address | __IP__ |
s2s | 1 |
次に示す例は、オプションのネットワークマクロをAdjustキャンペーンパラメーターにマッピングし、必要なインプレッション計測パラメーターが追加されたSamsungクロスデバイスリンクです。
https://view.adjust.com/impression/abc123?campaign=__CAMPAIGN_ID__&creative=__CREATIVE_ID__&ip_address=__IP__&s2s=1
次のステップ
Samsung Adsはマネージドサービスです。 つまり、クリエイティブを手動でプラットフォームにアップロードしたり、クリエイティブへのAdjustリンクを追加したりする必要はありません。
Adjustダッシュボードでクロスデバイスリンクを作成したら、Samsung Adsの担当者に連絡してください。 キャンペーンで実行するリンクとクリエイティブの両方を担当者に送信して、担当者の確認を待つことができます。 これで、設定が完了しました。
Samsungネットワークマクロ全一覧
ネットワークマクロ | 形式 | 説明 |
---|---|---|
__ADVERTISER_ID__ | 整数 | このインプレッションの広告主ID。例:324 |
__ADVERTISER_NAME_ENCODED__ | 文字列 | このインプレッションの広告主の名前をURLコンポーネントにエンコードしたもの。例:「Acme%20Corp」 |
__APP_BUNDLE_ID__ | 文字列 | アプリ内広告の広告リクエストが発生したアプリケーションを識別するアプリケーションバンドルID。例:「com.ae.history」 この値は、iOS、Android、Tizen TVなどの各種アプリプラットフォームから発生するアプリ内広告トラフィックについて、アプリケーションのパブリッシャーまたは担当者によって設定されるか、アドエクスチェンジに渡されます。アプリバンドルIDの値はプラットフォーム間で再利用される場合があるため、ユーザーエージェント、検出されたデバイス、プラットフォームの種類などと組み合わせて値を検討することをお勧めします。たとえば、Tizen TVでの「com.ae.history」は、Androidでの「com.ae.history」とは異なる場合があります。 |
__CAMPAIGN_ID__ | 整数 | このインプレッションのキャンペーンID。 |
__CLICK_TRACKER_URL__ | 文字列 | クリックトラッカーURL。例:「http://rtb.adgrx.com/clicks/ 2番目のURLをこのURLに追加すると、AdGearはこのインプレッションのクリックをカウントし、2番目のURLにリダイレクトします。 |
__CLICK_TRACKER_URL_ENCODED__ | 文字列 | __CLICK_TRACKER_URL__と同じですが、URLコンポーネントはエンコードされます。 例:「http%3a%2f%2frtb.adgrx.com% |
__CREATIVE_ID__ | 整数 | このインプレッションのクリエイティブID。例:234 |
__DEVICE_UID_TYPE__ | 文字列 | デバイスユニークIDタイプ。可能な値:ag_cookie、apple_ifa、またはgoogle_ifa |
__DEVICE_UID__ | 文字列 | デバイスユニークIDタイプと組み合わせて使用するデバイスユニークIDの値。 |
__FORMAT__ | 文字列 | このインプレッションの形式/サイズ。例:「300x250」 |
__FLIGHT_ID__ | 整数 | このインプレッションのフライトID。例:324 |
__RANDOM_NUMBER__ | 文字列 | キャッシュ不可能なURLを作成するために通常使用される乱数文字列。 |
__SPOT_ID__ | 文字列 | インプレッションのスポットID。入札リクエスト内の1つのスポットに固有。例:「5664451242760709529」 注:1つの入札リクエストに複数のスポットが含まれる場合があるため、__BID_REQUEST_ID__と__SPOT_ID__の組み合わせによってインプレッションを一意に識別します。 |
__TIMESTAMP__ | 整数 | インプレッション呼び出しの時点での、エポック日付である1970年1月1日(UTC)からの経過秒数。例:1490936822 |
__TXN_ID__ | 文字列 | このインプレッションのユニークID。例:「c0728d4e-6691-11e3-9c63- これは通常、サーバー側のコンバージョン計測に使用されます。クリックトラッカー経由で遷移先ページに渡すことができます。遷移先サイトでは、後からこのIDをトランザクションに関連付けます。また、コンバージョンタグを呼び出すことによって、このIDを再度AdGearに報告します。 これは通常、__BID_REQUEST_ID__:__SPOT_ID__ |
__TXN_ID_INT__ | 整数 | __TXN_ID__の数値バージョン。BidRequestとImpressionの組み合わせのユニークな整数IDが必要である場合に役立ちます。 |
注:このマクロはコンバージョンのアトリビューションには使用できません。 | ||
__IP__ | 文字列 | このインプレッションのブラウザ/デバイスのIPアドレス。例:192.168.1.1 |