MoEngage Data Integrationの設定
MoEngage Data IntegrationはAdjustと連携しているアナリティクスネットワークです。Adjustとの連携により、 MoEngage Data Integrationは自動コールバックを通じて、アトリビューションおよびアプリ内イベントを受信できます。このデータをパートナーのツールで使用して、分析データとインサイトを得ることができます。
ここでは、MoEngage Data Integrationとアプリ計測を設定する方法を説明します。 連携を有効化し、AdjustがMoEngage Data Integrationと共有できるデータを選択する方法をご確認ください。
事前準備
要件
- Adjustアカウントの管理者、編集者またはカスタム編集者のアクセス権限。
- Adjust SDK v4.0.0以降を実装することで、SDKパラメーターをMoEngage Data Integrationパラメーターにマッピングできます。この機能を使用するには、以下のリンク先のガイドに従ってください。
iOS / Android / Windows / Unity / React Native / Flutter / Adobe Air / Cordova / Marmalade / Xamarin / Cocos2d-x / Titanium / Corona
認証情報
- 認証情報を確認するには、MoEngage Data Integrationの担当者にお問い合わせください。
Campaign LabでMoEngage Data Integrationとアプリを選択
- Campaign Labにて、パートナー(Partner) を選択します。
- 新規パートナー(New partner) > MoEngage Data Integration を選択します。 次へ(Next) を選択して、次の画面に移動します。
- アプリの選択(App selection) 画面で、リンクを作成したいアプリを選択し、 MoEngage Data Integrationのデータ共有をするため連携を有効化します。
- 次(NEXT) を選択します。
データ共有を有効化
データ共有を有効化すると、MoEngage Data Integrationとの連携が有効化されます。データ共有を有効化する方法は以下のとおりです:
MoEngage Data Integrationとのデータ共有を有効化すると、デフォルトでは、MoEngage Data Integrationに以下のデータが自動送信されます:
- インストール
- イベント
データ共有オプションの設定
マルチプラットフォームアプリで複数のプラットフォームを対象にデータ共有を有効にしている場合は、以下のことが可能です:
- プラットフォーム固有の設定を使用(Use platform-specific settings) を選択すると、プラットフォームレベルでデータ共有オプションを個別に設定できます。
- グローバル設定を使用(Use global settings) を選択して、複数のプラットフォームに同じデータ共有設定を行います。
デフォルトで共有するデータ(What will be shared by default?) にて、Adjustがデフォルトで MoEngage Data Integrationと共有するアクティビティを確認してください。
- インストール
- イベント
追加データの送信
コールバックによりMoEngage Data Integrationと共有するデータ量とタイプを選択します。 MoEngage Data Integrationはこの情報を使用して、パフォーマンスを最適化することができます。
追加データを送信するには、以下を確認またはカスタマイズしてください:
パラメーターのマッピング
通常、カスタムデータをMoEngage Data Integrationと共有するには、パラメーターをマッピングする必要があります。
イベントのマッピング
共有するイベントを、MoEngage Data Integrationが受信できる値にマッピングします。マッピングされていないイベントのデータは、MoEngage Data Integrationと共有されません。
イベントのマッピング(Map events) にて、以下の手順に従って、MoEngage Data Integrationに直接送信するアプリ内イベントを選択します。
- イベントのマッピング(Map event) を選択します。
- Adjustイベント(Adjust event) リストで、 MoEngage Data Integrationと共有するAdjustイベントを選択します。
- パートナーイベント(Partner event) リストで 、 Adjustイベントをマッピングするカスタムイベント名を選択するか、入力します。イベントを複数の値にマッピングする必要がある場合があります。
- 適用(Apply) を選択します。
MoEngage Data Integrationは連携されているイベントごとにアプリ内イベントのデータを受信するようになります。
パラメーターのマッピング
パートナーパラメーター(Adjust SDKバージョン4.0以降で使用可能)によって、Adjustはアプリからカスタムデータポイントを収集し、MoEngage Data Integrationに送信することができます。 これにより、MoEngage Data Integrationは連携しているイベントごとにカスタムイベントの詳細を受信するようになります。
Adjust SDKに新しいパートナーパラメーターを追加する前に、要件に合うパートナーパラメーターが存在していないことを確認してください。
パートナーパラメーターをMoEngage Data Integrationに共有するには、以下の手順に従って設定してください。
Adjust SDK内でパートナーパラメーターを設定し、ダッシュボードでパラメーター共有を設定しない場合、AdjustはAdjust SDKで指定されているパラメーターを転送します。
アプリでMoEngage Data Integrationを有効化
設定のレビュー(Setup review) 画面では、選択した内容を確認できます。前に戻って、以下の変更も行えます:
- 選択したアプリ
- データ共有オプション
パートナーを有効化(Enable partner) を選択して、アプリでMoEngage Data Integrationを有効化します。アナリティクスパートナーはキャンペーンのリンクを処理しません。一度有効にすると、アトリビューションおよびアプリ内イベントデータが自動コールバックで送信されます。
パートナー固有の設定手順
MoEngageはカスタマーIDを含むコールバックのみを受信します。カスタマーIDを含むコールバックをMoEngageに送信するには、AdjustのSDKのパートナーパラメータを moengage_customer_id に設定してください。
この件およびその他の設定要件の詳細については、MoEngageの担当者にお問い合わせください。
EUに拠点がある場合は、地域(Region)ドロップダウンメニューでEUを選択してください。その他の地域に拠点がある場合は、USを選択してください。
**注:**アプリがサンドボックス環境にある場合、AdjustはMoEngageアプリIDに_DEBUGを自動的に追加します。これにより、MoEngageのプロダクションデータとサンドボックスデータを区別できます。
MoEngage Data Integrationに転送されるパラメーター一覧
Adjustは、MoEngage Data Integrationに以下のパラメーター(データポイント)をコールバック送信するよう要求されています。
プレースホルダー | 情報 |
{idfa||gps_adid} | IDFA、取得できない場合はGPS ADID |
{os_name} | デバイスのOS |
{partner_parameters} | Adjust SDK あるいは S2S のリクエストにより、ポストバックを通じてサードパーティプロバイダに送信されるカスタムパートナーパラメーター |
{timezone} | 端末のタイムゾーン |
{adgroup_name} | トラッカーから取得したアドグループ名 |
{app_version} | アプリバージョン番号 (Android)、バンドルのビルドバージョン番号 (iOS) |
{campaign_name} | トラッカーから取得したキャンペーン名 |
{created_at} | アクティビティのタイムスタンプ |