Kenshoo Socialの設定
Kenshoo Socialは、以下のAPI連携パートナー(Self-attributing networks, 以下SAN)のキャンペーンを管理するSANキャンペーンマネージャーです:
SANと連携してキャンペーンを実施する場合、リンクを作成する必要はありません。代わりに、広告を配信するSANと、キャンペーンを管理するSANキャンペーンマネージャーの両方を設定してください。
SANキャンペーンマネージャーとキャンペーンを開始すると、Adjustはアナリティクスとキャンペーン最適化のためのデータをSANとSANキャンペーンマネージャーの両方に共有します。
Metaでは、SANキャンペーンマネージャーを「Metaビジネスパートナー(Meta Business Partners)」と呼んでいます。
ここでは、Kenshoo Socialとアプリ計測を設定する方法を説明します。 連携を有効化し、AdjustがKenshoo Socialと共有できるデータを選択する方法をご確認ください。
事前準備
要件
- Adjustアカウントの管理者、編集者またはカスタム編集者のアクセス権限。
- 広告を掲載するプラットフォームのSANを有効にすること。
- Adjust SDK v4.0.0以降を実装することで、SDKパラメーターをKenshoo Socialパラメーターにマッピングできます。この機能を使用するには、以下のリンク先のガイドに従ってください。
iOS | Android | Windows | Unity | React Native | Flutter | Adobe Air | Cordova | Marmalade | Xamarin | Cocos2d-x | Titanium | Corona
認証情報
BUNDLE ID
- 認証情報を確認するには、Kenshoo Socialの担当者にお問い合わせください。
Campaign LabでKenshoo Socialとアプリを選択
- Campaign Lab にて、 パートナー(Partner) を選択します。
- 新規パートナー(New partner) > Kenshoo Social を選択します。 次へ(Next) を選択して、次の画面に移動します。
- アプリの選択(App selection )画面で、Kenshoo Socialを設定するアプリを選択します。
- 次(NEXT) を選択します。
データ共有を有効化
データ共有を有効化すると、Kenshoo Socialとの連携が有効化されます。データ共有を有効化する方法:
- BUNDLE IDを入力します。
Kenshoo Socialとのデータ共有を有効化すると、デフォルトでは、Kenshoo Socialに以下のデータが自動送信されます:
- インストール
- セッション
- リアトリビューション
- イベント
データ共有オプションの設定
マルチプラットフォームアプリで複数のプラットフォームを対象にデータ共有を有効にしている場合は、以下のことが可能です:
- プラットフォーム固有の設定を使用(Use platform-specific settings) を選択すると、プラットフォームレベルでデータ共有オプションを個別に設定できます。
- グローバル設定を使用(Use global settings) を選択して、複数のプラットフォームに同じデータ共有設定を行います。
デフォルトで共有するデータ(What will be shared by default?) にて、Adjustがデフォルトで Kenshoo Socialと共有するアクティビティを確認してください。
- インストール
- セッション
- リアトリビューション
- イベント
追加データの送信
コールバックによりKenshoo Socialと共有するデータ量とタイプを選択します。 Kenshoo Socialはこの情報を使用して、パフォーマンスを最適化することができます。
追加データを送信するには、以下を確認またはカスタマイズしてください:
セッション
セッションは大量に発生するため、Adjustはセッションコールバックを自動送信していません。 セッションを共有することで、 Kenshoo Socialはアプリのセッションアクティビティを受信するようになります。
アプリ内収益(アプリ内購入由来)
アプリ内収益を共有すると、 Kenshoo Socialは収益イベントデータと収益額を受信することができます。このデータを共有するには、収益が発生するイベントをマッピングしてください。
イベントのマッピング
共有するイベントを、Kenshoo Socialが受信できる値にマッピングします。マッピングされていないイベントのデータは、Kenshoo Socialと共有されません。
各イベントをマッピング
マルチプラットフォームアプリの場合、プラットフォームごとに異なるイベントをKenshoo Socialと共有することができます。これにより、次のことが可能になります。
- 各イベントを設定し、それぞれのプラットフォームのキャンペーン戦略を管理できます。
- プラットフォームごとにデータ共有をカスタマイズします。
イベントのマッピング(Map events) にて、以下の手順に従って、Kenshoo Socialに直接送信するアプリ内イベントを選択します。
イベントのマッピング(Map event) を選択します。
Adjustイベント リストで、 Kenshoo Socialと共有するAdjustイベントを選択します。
パートナーイベント(Partner event) で、Adjustイベントに対応するKenshoo Socialイベントを選択します。
シングルプラットフォームアプリ、および、単一のプラットフォームでのみデータ共有が有効になっているマルチプラットフォームアプリには、そのプラットフォームにのみイベントをマッピングします。複数のプラットフォームでデータ共有が有効化されているマルチプラットフォームアプリの場合は、以下のことが可能です。
- プラットフォーム固有のマッピングを使用する(Use platform-specific mapping) を選択して、プラットフォームレベルで各イベントをマッピングするか、特定のプラットフォームのイベントをマッピングしないようにします。
- グローバルマッピングを使用する(Use global mapping) を選択して、全てのプラットフォームに同じイベントをマッピングします。
パートナーイベント(Partner event) リストで、Adjustイベントをマッピングするカスタムイベント名を選択または入力します。
適用(Apply) を選択します。
Kenshoo Socialは連携されているイベントごとにアプリ内イベントのデータを受信するようになります。
全てのイベントをマッピング
Kenshoo Socialが全てのイベントの自動マッピングをサポートしている場合、 イベントのマッピング(Map events) で、 全てのイベントをマッピング(Map all events) を選択します。これにより、個々のイベントをマッピングする時間を節約できます。
Kenshoo Socialは連携されている全てのリンクされたアプリ内イベントのデータを受信するようになります。
アプリでKenshoo Socialを有効化
設定のレビュー(Setup review) 画面では 、選択した内容を確認できます。前に戻って、以下に対する変更も行えます:
- 選択したアプリ
- データ共有オプション
パートナーを有効化(Enable partner) を選択して、アプリで Kenshoo Social を有効化します。データ共有を設定した場合は、これも有効になります。
Kenshoo Social ダッシュボードでキーワードを使用してキャンペーンを設定
Kenshoo Socialダッシュボードでキャンペーンを設定しましょう。キャンペーンを設定する際は、キャンペーン名にキーワードを入力する必要があります。キーワードは大文字と小文字を区別しません。
キャンペーン名にキーワードが含まれていない場合、AdjustはKenshoo Socialで管理しているキャンペーンを特定できません。つまり、SANはキャンペーンのデータを受信しますが、レポートでKenshoo Socialが管理しているキャンペーンを確認することはできず、Kenshoo SocialはAdjustからのコールバックを受信しません。
パートナー固有の設定手順
Kenshooは フィルタリングされたFacebookトラフィック上の データのみを受信します。これにより、他に実行しているFacebookキャンペーンとは別に、KenshooのFacebookトラフィックを管理できます。
キーワード kenshoo を含むように名付けられたFacebookキャンペーンのみが、Adobeに送信されます。つまり、kenshooで管理したい各キャンペーンのキャンペーン名に、そのキーワードを含む必要があります。このキーワードを含んでいないキャンペーンは、kenshooに送信されません。
Kenshoo Socialに転送されるパラメーター一覧
Adjustは、Kenshoo Socialに以下のパラメーター(データポイント)をコールバック送信するよう要求されています。
プレースホルダー | 情報 |
{os_version} | OSのバージョン番号 |
{revenue} | Adjust SDKから送信された収益(セント) |
{sdk_version} | Adjust SDKバージョン(アプリ毎) |
{tracking_enabled} | 計測が有効になっている場合は1、そうでない場合は0 |
{app_id} | アプリID(Store App ID)あるいはGoogle Playストア |
{impression_based} | インプレッションベースのエンゲージメントの場合は1、そうでない場合は0 |