63 Conversion Valuesモード

63のconversion value全てを使用して、アプリに合わせたconversion valueマッピングをカスタムで作成しましょう。Conversion Hubのシンプルかつ強力なエディターでconversion valueを設定することで、アプリの重要指標を計測できます。

マッピングを新規作成する

重要:
SKAN3と4の両方で同じマッピングを使用して、両方のバージョンで結果が一致するようにする必要があります。

63 Conversion Valueを新規作成する方法

  1. AppView​ で 全てのアプリ(All apps)​ を選択します。
  2. リストからアプリを選択するか、検索バーを使用してアプリを探します。
  3. SKAN Conversion Hub​ を選択します。
  4. Conversion valueをマッピング(Map conversion values)​ を選択します。
  5. Conversion valueをマッピング(Map conversion values)​ が表示されます。 アドバンスト設定(Advanced setup)​ を選択します。
  6. 設定モード(Setup mode)​ ドロップダウンメニューで 63 Conversion Values(63 Conversion Values)​ を選択します。
  7. Conversion value期間(Conversion value window)​ を入力します。

Conversion value期間の設定が完了したら、conversion valueのマッピングを開始できます。

コンディション

63 Conversion Valueモード(63 Conversion Value mode)を使用すると、アプリでユーザー行動を計測するのに使用可能な各種コンディションにアクセスできます。

  • セッション(Session)– ユーザーのアプリ内セッション
  • セッションカウント(Session count)– ユーザーがセッションを開始する回数
  • イベント(Event)– 計測したいイベントトークン
  • イベントカウント(Event count)– ユーザーがアプリ内でイベントをトリガーする回数
  • イベント収益(Event revenue)– 特定のイベントによって発生した収益額
  • 広告収益(Ad revenue)– ユーザーの広告とのエンゲージメントによって発生した収益額
  • アプリ内購入(IAP)(In-app purchases (IAP))– アプリ内で課金したユーザーによって発生した収益額
  • 総収益(Total revenue)– イベント、購入、広告収益によって発生した合計金額

収益範囲

ヒント:

Facebookなどのパートナーの場合、各収益範囲のグループに少なくとも4つの範囲を設定する必要があります。MetaのVOキャンペーンルールの詳細については、「コンバージョン値の最大化(VO)キャンペーン」をご覧ください。

注意:

MetaのVOキャンペーン検証ルールは オプション です。

収益範囲をconversion valueにマッピングして、ユーザーがどのくらいの収益を発生させているかを計測します。各conversion valueを独自にマッピングして計測値をカスタマイズするか、あるいは、Conversion Hubで範囲を自動的に入力させることも可能です。

収益マッピングを新規作成する方法

  1. 以下のいずれかの収益タイプを使用して、新規のconversion valueマッピングを追加します。

    1. イベント収益(Event revenue)
    2. 広告収益(Ad revenue)
    3. アプリ内購入(In-app purchases)
    4. 総収益(Total revenue)

    選択できる収益タイプは1つです。イベント収益はアプリ内購入のサブセットであり、アプリ内購入と広告収益は総収益のサブセットであるためです。よって、アプリ内収益は全てのイベント収益の合計で、総収益はアプリ内購入と広告収益の合計となります。

  2. 収益範囲は0から始める必要があるため、はじめの 最小​ フィールドは空欄にするか、0を入力してください。 Meta VOキャンペーンを実施していない場合は、収益範囲を0から始める必要はありません。しかし、この設定を強く推奨します(通貨換算の場合など)。例えば、1つ目のconversion valueの収益範囲が$0.01〜$0.99(CV=1)で、通貨換算後に$0.0009の収益が計測されると、定義された収益範囲外であるためconversion valueは1に更新されません。

  3. 最大(Max)​ 値を入力します。

ユーザーがこの2つの値の間に当てはまる額の収益を生成した場合、conversion valueが更新されます。収益範囲を作成するには、マッピングをさらに追加してください。以下の仕組みをご覧ください。

Conversion valueの範囲に重複がある場合、 Adjustは一致する最も大きいconversion valueを優先します。例えば、以下の収益範囲をマッピングしたとします:

  • 1.5.-2.5 = CV2
  • 2.5-5 = CV3

Adjustが2.5の収益値を計測した場合、計測された収益と一致する大きい値のconversion valueとして、 conversion valueはCV=3に更新されます。

収益範囲が0から始まる場合(例えば0〜1.5の収益範囲がCV=1にマッピングされている場合)、 conversion valueは0より大きい収益値が計測された場合にのみ更新されます。収益が計測されていない場合、 conversion valueはCV=0のままです。

各値の横にあるチェックボックスにチェックを入れると、一度に複数のconversion valueをマッピングできます。Conversion Hubは、以下のいずれかの配分タイプを使用してこれらの値の収益範囲を作成します。

  1. 線形配分(Linear)​ – 選択した全てのconversion valueに対して収益範囲が均等に配分されます。
  2. 指数配分(Exponential)​ – 非常に大きい値を持つconversion valueに対して収益範囲が配分されます。

イベントとセッションのカウント数

このセクションでは、イベントとセッションのカウント数の設定について説明します。

  • 最大​ カウント数と 最小​ カウント数には、同一の数値を入力することができます。例:

    • セッションカウント 最小​ =3、セッションカウント 最大​ =3。 この条件が満たされるには、セッションが3回トリガーされる必要があります。
    • イベントカウント 最小​ =10、イベントカウント 最大​ =10。 この条件が満たされるには、このイベントが10回トリガーされる必要があります。
  • セッションカウントとイベントカウントの条件に範囲を設定できます。例:

    • セッションカウント 最小​ =3、セッションカウント 最大​ =6。 この条件が満たされるには、セッションが少なくとも3回〜最大6回トリガーされる必要があります。
    • イベントカウント 最小​ =10、イベントカウント 最大​ =20。 この条件が満たされるには、このイベントが少なくとも10回〜最大20回トリガーされる必要があります。
  • カウント 最小​ =1、カウント 最大​ =1を設定できます。これは、以下のコンディションを設定するのと同一です。

    • セッション
    • イベント
  • セッション、イベントおよびセッションカウントに0は使用できません。というのも、セッションやイベントが発生しないと設定するのと同じだからです。

一括マッピングとCSVアップロード

一括マッピングまたはCSVアップロード機能を使用して、複数のconversion valueをマッピングできます。

一括マッピング

含めたいconversion valueの横にあるチェックボックス☐をそれぞれ選択します。

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  1. マッピングに含めたい各conversion valueの横にあるチェックボックス()を選択します。
  2. 画面の下部に表示されるバナーから 一括マッピング​ を選択します。
  3. 計測したい コンディション(Condition)​ を選択します。
  4. 最小(Minimum)​ と 最大(Maximum)​ の収益額を入力します。
  5. 配分(Distribution)​ を選択します。
  6. 割り当てる(Assign)​ を選択します。

Conversion Hubが収益範囲を選択したconversion valueに割り当てます。

CSVファイルのアップロード

マッピングしたconversion valueをCSV形式でアップロードするには、以下の手順に従ってください。

  1. ダウンロード(Download)​ をクリックして、テンプレートをダウンロードします。これはオプションですが、最善の結果を得るためにテンプレートを使用してください。
  2. ファイルをドラッグアンドドロップするか、 閲覧(Brause)​ して設定をアップロードします。
  3. 設定のプレビューを参照して、値が正しくマッピングされていることを確認してください。
  4. CSVアップロード(Upload CSV)​ をクリックします。

Conversion Hubにconversion valueがマッピングされました。

複数のコンディションをマッピング

複数のコンディションを各conversion valueにマッピングできます。Adjustは、全てのコンディションが満たされた場合にのみユーザーのconversion valueを更新します。つまり、アプリ内のユーザージャーニーを詳細に把握できるようになります。

ヒント:
同じイベントトークンを使って、イベントカウントのコンディションとイベント収益範囲の両方を同じconversion valueに追加できます。

複数のコンディションをconversion valueに追加する方法

  1. 新規のマッピングを追加します。
  2. 追加アイコン()を選択して、新しいコンディションを追加します。
  3. 新しいコンディションのマッピングタイプを選択し、必須入力フィールドに全て入力します。
  4. この作業を繰り返し、conversion valueにさらに条件を追加します。横にある削除アイコン()をクリックすると条件を削除できます。

タイムインターバル

Conversion Hubにより、コンディションが満たされたタイムインターバルを記録することが可能になります。マッピングされた各conversion valueにタイムインターバルを割り当てて、ユーザーがどのようにアプリを使用しているかを具体的に計測できます。

注意:
タイムインターバルは、conversion value期間内に収める必要があります。

Conversion valueにタイムインターバルを割り当てる方法

  1. Conversion valueの横にあるタイムインターバルのアイコン()を選択します。
  2. インターバルの開始​ と インターバルの終了​ の値を入力し、計測したい期間を定義します。
  3. 適用(Apply)​ を選択してタイムインターバルを保存します。

指定されたタイムインターバル内に全てのコンディションが満たされた場合にのみユーザーのconversion valueが更新されます。