App Storeカスタムプロダクトページ

Appleでは、アプリのApp Storeプロダクトページについて、複数のバージョンを作成できるようにしています。これらはカスタムプロダクトページと呼ばれ、ターゲットユーザーに応じて異なるアプリ機能を宣伝するための柔軟性をマーケターに提供します。カスタムプロダクトページを使用すると、さまざまな広告から、アプリのApp Storeプロダクトページのうち最も関連性の高いページにユーザーをリダイレクトできます。

ご利用の条件

  • カスタムプロダクトページはiOS 15以降でのみ利用できます。

カスタムプロダクトページのパフォーマンスの計測

Adjustでは、カスタムプロダクトページのパフォーマンスを以下の方法で計測できます。

リダイレクトパラメーターを使用する

プラットフォーム固有のリダイレクトパラメーターであるredirect_iosで、ユーザーを特定のApp Storeページにリダイレクトできます。以下の例では、{your_cpp_unique_url}がカスタムプロダクトページのURLをエンコード形式で示しています。

例:https://app.adjust.com/abc123?redirect_ios={your_cpp_unique_url}

キャンペーンレベルパラメーターまたはダイナミックコールバックパラメーターを使用する

キャンペーンレベルパラメーター(キャンペーン、アドグループ、クリエイティブ)またはダイナミックコールバックパラメーターを使用して、さまざまなカスタムプロダクトページのパフォーマンスをキャンペーンごとに計測できます。

  • キャンペーンレベルパラメーター​ キャンペーンレベルパラメーターを使用してカスタムプロダクトページを計測する場合、レポートされたデータは、Datascapeのそのディメンションに表示されます。キャンペーンレベルパラメーターを使用すると、キャンペーン名、パブリッシャーID、クリエイティブIDなど、他の種類の情報をこのパラメーターを使用してパスすることができません。

  • ダイナミックコールバックパラメーター​ ダイナミックコールバックパラメーターを使用すると、エンゲージメントに関するカスタムパラメーターをパスできるため、受け取る情報のオプションが増えます。ダイナミックコールバックパラメーター経由で受け取ったデータは、ローデータレポート(リアルタイムコールバックまたはCSVアップロード)でのみ利用可能で、Datascapeでは閲覧できません。

Apple Search Adsの場合:iADプレースホルダーの使用

Apple Search Adsでキャンペーンを実施している場合、{iad_ad_id}プレースホルダーを使用できます。このプレースホルダーを使用すると、Apple Ads APIのレスポンスからのAdIdを共有できます。

このプレースホルダーをローデータ設定に追加すると、カスタムプロダクトページごとのApple Search Adsのパフォーマンスをお客様のBIシステムで分析できます。Adjustのパートナーも、このプレースホルダーにアクセス可能です。

注意:
ASA広告バリエーション は、iOS 15.2以降のデバイスでのみ表示されます。iOS 15.2以前のバージョンのiOSデバイスでは、デフォルトの広告が表示されます。

Apple Search Adsでキャンペーンを実施する場合、アドグループ内の広告バリエーションは10に制限されます。デフォルトと同時にキャンペーンを実施できるバリエーションは1つだけです。

異なるApple IDの内訳

説明
カスタムプロダクトページID(PPID)リンクURLまたはリダイレクトURLに追加されたこのIDによって、Appleはユーザーをどのプロダクトページにリダイレクトするかを判断します。

例:"productPageId": "00d99d1e-ee93-48fc-973e-7ffc0ddfced6"
クリエイティブIDAppleで作成されるクリエイティブのID。このIDにより、`CPP ID`と`AdId`が関連づけられます。

例:"creativeId": 94895512

AdIdアドグループと広告の割り当て関係を表すID。AdjustはApple AdsサービスのAPIレスポンスからこれを収集します。

例:"id": 573408745

  • キャンペーン内で実行されている広告を見つけるには、AppleのドキュメントFind Adsを確認してください。レスポンスには AdIdcreativeIdの両方が含まれます。