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Conversion valueの管理

Conversion valueは、ユーザーがトラッキングを許可していない場合でも、ユーザーがアプリをどのように利用しているかについてインサイトを提供します。SKAdNetworkは、ユーザーのATT同意ステータスに関わらず0〜63のconversion valueを返します。Adjustのconversion value管理ツールでは、各conversion valueが何を意味するかを設定できます。

Conversion valueの設定には、以下2つの方法があります。

  1. コンバージョンイベント – Conversion valueの更新をトリガーする最大6つのアプリ内イベントを選択します。
  2. アドバンスト – イベント、広告収益、購入データをカスタムconversion valueの範囲にマッピングします。計測は1〜63のあらゆるconversion valueに割り当てることができます。全てのconversion valueを使用する必要はありません。

Conversion valueの設定が完了したら、各インストールに対してSKAdNetworkのポストバックでconversion valueを受け取れるようになります。Adjustは、データキャンバス内でおよびコールバック経由でconversion valueをレポートします。

注意:
AppleがAPIを提供していないため、Conversion valueの検証はできません。

Conversion value期間

SKAdNetworkの仕様上、インストール情報がネットワークに送信されるタイミングは明確ではありません。Conversion valueがアップデートされると24時間タイマーが延長されるため、ユーザーのアプリ内行動が非常にアクティブな場合、ネットワークがSKAdNetworkからポストバックを受け取るには長い時間を有する可能性があります。

Conversaion value期間では、アプリのインストールまたは再インストール後の期間を設定でき、Adjustはユーザーアクティビティを基にconversion valueをアップデートします。これにより、SKAdNetworkのインストールポストバックを受信するタイミングをより適切に制御できます。Conversion value期間はキャンペーン毎ではなく、アプリ毎にしか設定できません。

注意:
Conversion value期間はユーザーアクティビティのレベルに依存するため、計測時間が保証されるものではありません。期間が切れると、Appleは最後のイベント計測の24〜48時間後にアトリビューションデータを送信します。つまり、Conversion value期間は総計測時間を保証するものではありません。例えば、期間を48時間に設定するものの、ユーザーがインストール後に何のイベントもトリガーしない場合、24時間後に計測が中止されます。

デフォルト設定

Adjustでは、キャンペーンを効果的かつ効率的に最適化するために、デフォルトのconversion value期間を24時間に設定しています。つまり、ダッシュボードで初めてconversion value期間の設定をONにしたとき、conversion value期間は自動的に24時間に設定されます。この設定はいつでも変更することができます。

ヒント:
Facebookは、Facebook Ads Managerで実施する全てのキャンペーンのコンバージョン値の期間を24時間にすることを強く推奨しています。

カスタム期間を設定

データをよりよく管理するため、管理画面でイベントマッピングを設定する際にconversaion value期間も設定できるようにしました。Adjustでは、お客様のニーズにあわせてconversion value期間を短めに設定されることを推奨(設定可能な最短期間は1時間)します。これにより、キャンペーンと行動の計測を最適化します。

この期間は時間単位で定義され、1~1536の制限があります。ダッシュボードでconversion valueの管理をOFFにしても、最後に保存した期間がそのまま表示されます。

サーバー間(S2S)イベント計測のサポート

Adjustのconversion value設定では、Adjust SDKとサーバー間(S2S)で計測されたイベントのconversion valueを計測できます。

要件

  • Adjust管理画面のconversion valueの管理がONになっており、イベントマッピングが設定されていること

計測の仕組み

アクティビティがアプリ内でトリガーされると、アプリはアクティビティの情報をお客様のサーバーに送信し、S2SイベントをAdjustに送信します。これを受信すると、Adjustのバックエンドが管理画面で設定されたイベントマッピングをもとにconversion valueを算出します。Adjustはこのconversion valueを、S2Sのレスポンス、および、次のSDKアクティビティパッケージに送信します。

同期かつ非同期なこれらの2つのレスポンス方法により、ニーズにそったデータ処理が実現できます。

同期​ 同期型のレスポンスを利用するには、キューイングを必要としないアプリとサーバー間の連携が必要です。この設定にはAdjust SDKは必要ありません。

非同期​ 非同期型のレスポンスを使用するには、Adjust SDKをお客様のアプリに実装する必要があります。

自社の設定方法とニーズに合わせて設定してください。これらのレスポンスの動作については以下をご覧ください。

同期レスポンス

要件:アプリとサーバー間の連携

非同期レスポンス

要件:Adjust SDKの実装