クラウドストレージへのCSVアップロード

ユーザーのローデータは、AdjustのCSVレポート機能を使って、クラウドストレージに自動的にエクスポートすることができます。管理画面でイベントを選択し、送信するデータポイントを定義してください。

設定が完了すると、ストレージバケットにCSVアップロードが一時間ごとに送信されます。このデータを使用して独自のデータベースを構築し、ニーズに応じてユーザー分析などに利用し、（Adjustのログを要求することなく）即座にデータを呼び出すことができます。

動画を共有するにはこのリンクを使用してください。CSVレポートの設定方法については、以下のストレージプロバイダーを選択してください。または、AdjustのCSVレポートに関する一般情報とよくある質問をお読みください。

• Amazon S3
• Google Cloud Storage

CSVファイルにどのような名前をつけたらいいですか

Adjustは、CSVファイルについて次の命名規則を使用します。

appToken_timestamp_hash_partToken.csv.gz

• appToken：アプリトークン名
• timestamp：毎正時（CVSファイルが1時間ごとにアップロード）
• hash：CSV定義から作成されたユニークなハッシュ。CSVの定義に変更があった場合は、新しいハッシュ値を使って新しいファイルが生成されます。
• partToken：ランダムに生成されたユニークな英数字の文字列

CSVアップロードの頻度

Adjustは、毎正時にストレージバケットにCSVデータファイルを送信します。

AdjustでのCSVアップロードのため、どのようにストレージプロバイダーの変更をしますか

AdjustにCSVファイルを別のストレージプロバイダーにアップロードしてほしい場合、以下の手順を実行してください。

Adjust管理画面

1. アプリに移動して、アプリオプションの（▲）ボタンをクリックします。
2. その他の設定（All Settings）>ローデータエクスポート（Raw Data Export）>CSVアップロード（CSV Upload）​の順に選択します。
3. ドロップダウンメニューから新しいストレージプロバイダーを選択します。
4. 新しいストレージプロバイダーの認証情報を入力します。
5. オプション：エクスポートおよびCSV定義のイベントを編集します。
6. 保存（SAVE）​を選択します。

注：​Adjustが一度にCSVデータファイルをアップロードできるのは、1つのクラウドストレージプロバイダーに対してのみです。プロバイダーを変更した場合、Adjustは以前のプロバイダーに対してCSVファイルを送信しません。

CSVの定義のフォーマット化の方法は？

CSVの定義により、CSVファイルでデータがどう表示されるかを決定します。ここで入力した各値は、列の作成に使用されます。

CSVの定義は、次の3つの要素で構成されます。

• 定数​：作成されるCSVファイルの全ての行に（入力したとおりに）表示される静的な値です。内部アプリIDなどに使用できます。
  • ”my constant”のように、引用符で囲んで入力します。
• コールバックパラメータ​（カスタマイズされたアプリユーザーデータ）：連携時にAdjust SDKで定義したコールバックパラメーターの名前を使用できます。
  • [callback_parameter]のように、角括弧で囲んで入力します。
• Adjustプレースホルダー​：動的な値で、ユーザーデータに置き換えられます。プレースホルダー名の全リストについては、Adjustプレースホルダーページを参照してください。
  • {placeholder}のように、中カッコで囲んで入力します。

定数、コールバックパラメーター、Adjustプレースホルダーを組み合わせて、完全にカスタマイズされたレポートを作成しエクスポートできます。各値がコンマで区切られていることを確認すれば、Adjustがリストを（左から右に）解析して表を作成します。

定数、コールバックパラメーター、プレースホルダー名には、構文解析に使用される特殊文字 , " [ ] { }は使用できません。

CSVの定義の例を以下に示します。

"My app is great",{gps_adid},[user_id],{installed_at},{event_name},[item_number],{reporting_revenue}

これにより、次のようなCSV出力が作成されます。