クラウドストレージアップロードの設定

ユーザーのローデータをAmazon S3、Google Cloud Storage、 カスタムS3やCSVファイルで自動的にエクスポートすることができます。一度設定すると、Adjustのログをリクエストすることなく、このデータを使って独自のデータベースを構築し、詳細な分析を行い、即座にデータを呼び出すことができます。

事前準備

はじめに、以下の設定手順をご覧ください。

要件

クラウドストレージ設定へのアクセス

アプリカードまたはアプリ設定の データ管理(Data management)​ タブから、クラウドストレージアップロード設定にアクセスします。

データ管理タブ
アプリカード
  1. AppView​ で 全てのアプリ(All apps)​ を選択します。
  2. アプリを選択し、 データ管理(Data management)​ タブを選択します。
  3. クラウドストレージアップロード(Cloud storage upload)​ で、 設定(Configure)​ を選択します。

設定パスを選択

以下のいずれかの設定パスを選択します。

新規設定

  1. このオプションを選択し、 設定(Set up)​ を選択して、アプリの新しいクラウドストレージプロバイダーを設定します。
  2. 次に、以下の手順を実行して、アプリの新しいクラウドストレージプロバイダーを設定します。

既存のアプリから設定をコピー

  1. このオプションを選択し、クラウドストレージ設定をコピーするアプリを選択して、 設定(Set up)​ を選択します。 これにより、ストレージプロバイダー、トリガー、CSV定義設定がこのクラウドストレージ設定にコピーされます。
  2. Amazon S3またはCustom S3の シークレットアクセスキー(Secret access key)​ を入力するか、Google Cloud Storageの サービスアカウントキー認証情報ファイル(Service Account Key credential file)​ をアップロードします。
  3. コピーした設定を確認し、必要に応じて変更することができます。

ストレージプロバイダーを選択する

ストレージプロバイダー(Storage provider)​ リストでクラウドストレージプロバイダーを選択し、以下の情報を入力します。

  • Amazon S3 - アクセスキーID(Access key ID)​ 、 シークレットアクセスキー(Secret access key)​ 、 バケット名(Bucket name)
  • Google Cloud Storage - サービスアカウントキー認証情報ファイル(Service Account Key credential file)​ Google Cloud Consoleで作成されたJSONファイル、 バケット名(Bucket name)
  • カスタムS3 - アクセスキーID(Access key ID)​ 、 シークレットアクセスキー(Secret access key)​ 、 バケットURL(Bucket URL)
    • Amazon S3 Transfer Accelerationを使用する場合、またはAmazon以外のS3プロバイダーを使用する場合に選択します。

送信するデータを選択する

データの送信(Sending data)​ で、ストレージプロバイダーに送信するデータとイベントを選択します。

  1. 公開(Live)​ 、 一時停止(Pause)​ のコントロールを使用して、クラウドストレージアップロードの受信を継続するか停止するかを管理します。
  2. トリガー(Triggers)​ では、Adjustgがバケットにデータを送信するイベントを選択できます。利用可能な全てのアクティビティと、アプリに設定したイベントから選択可能です。

利用可能なトリガー

CSVの定義をフォーマットする

CSVのフォーマット(Format your CSV)​ では、CSVファイルでデータがどう表示されるかを決定できます。ここで入力した各値は、CSVファイルでの列の作成に使用されます。定数、コールバックパラメーター、Adjustプレースホルダーを組み合わせて、完全にカスタマイズされたエクスポートレポートを作成できます。CSVのフォーマットは、次の3つの要素で構成されます。

  • 定数:​ 作成されるCSVファイルの全ての行に入力したとおりに表示される静的値。定数は、内部アプリIDなど、分析に役立つ重要なデータを含めるのに役立ちます。「Null」は使用できません。
  • パラメーター:​ カスタムアプリユーザーデータ用。実装時にAdjust SDKで定義したコールバックパラメータの名前を使用できます。
  • プレースホルダー​ :動的値。ユーザーデータに置き換えられます。プレースホルダー名の全リストについては、Adjustプレースホルダーページを参照してください。

入力する値には、構文解析に使用される特殊文字を含まないようにしてください:,"[]{}

設定を保存する

保存して適用する(Save and Apply)​ を選択して、Adjustのクラウドストレージ設定を保存します。 データの送信を ライブ(Live)​ に設定している場合、Adjustは毎正時にCSVデータファイルをストレージバケットにアップロードします。