API連携パートナー向けのCTV-CTV サーバー間計測の設定
AdjustのCTV間でのSAN連携により、コネクテッドTV(CTV)アプリのインストールを促進するAPI連携ネットワークで実施しているキャンペーンの効果を計測できます。
ここでは、AdjustをSANのネットワークパートナーに接続し、サーバー間(S2S)でデータを送信する方法について説明します。
事前準備
以下のCTV-CTVパートナーはAPI連携パートナーとして機能するため、サーバー間設定が必須となります。
- Amazon Fire TV
- Roku Endemic Media
- Vizio
連携の詳細
API連携ネットワークとのサーバー間連携とAdjust SDKを組み合わせて使用することはできません。
AdjustはAPI連携ネットワークに全てのアプリのインストールに関するデータを送信し、API連携パートナーは独自のエンゲージメントデータを基にアトリビューションを行います。Adjustはこのデータを確認し、最後のエンゲージメントのソースを確認します。
1. CTVアプリを追加する
CTVアプリのキャンペーンを計測するには、まずアプリをAdjustダッシュボードに追加する必要があります。
この手順の詳細については、 CTVアプリの設定ガイドをご覧ください。
2. ネットワーク設定
Adjustダッシュボードで連携を有効化すると、Adjustはネットワークに対し、アトリビューションのためのアクティビティデータの転送を即時に開始します。
連携を有効化するには、Adjustダッシュボードで以下の手順に従ってください。
- Campaign Lab で、 パートナー ( Partners ) を選択します。
- 新規パートナー(New partner) を選択します。
- パートナーの選択(Partner selection) 画面で、ネットワークを選択し、 次(Next) を選択します。
- アプリの選択(App selection) 画面で、アプリを選択して、 次(Next) を選択します。
次に、以下の手順に従ってデータ共有オプションを設定します。これが完了したら設定を確認し、アプリのネットワークを有効にします。
データ共有を有効化
ネットワークとデータを共有して、キャンペーンを最適化します。 データ共有(Data sharing) 画面で、Adjustがデータ共有を開始できるようにするには、ネットワーク固有の認証情報を入力する必要があります。各ネットワークに必要な認証情報と共有オプションの詳細については、以下をご覧ください。
イベントのマッピング
Adjustが記録した各アプリ内イベントの下に、ドロップダウンメニューのあるフィールドが表示されます。ドロップダウンメニューを使用して、Adjustイベントにマッピングする事前定義済みのネットワークイベントを選択します。カスタムイベントは送信できません。
3. サーバー間(S2S)連携
Adjustダッシュボードでネットワークを設定したら、Adjustとのサーバー間連携を設定できます。つまり、S2S APIコールでは、Adjustのアプリ内セッションとイベントデータのみが送信されます。
サポートされているデバイスID
ID | IDタイプ | 形式 | |
---|---|---|---|
Amazon Fire | FIRE_ADID | Amazon Fire広告ID | 小文字、ハイフンあり |
RokuとVizio | IDFA | RawのGoogle広告ID | 大文字、ハイフンあり |
GPS_ADID | RawのGoogle広告ID | 小文字、ハイフンあり | |
FIRE_ADID | Amazon Fire広告ID | 小文字、ハイフンあり | |
WIN_ADID | Windows広告ID | ハイフンなし | |
RIDA | Raw Vizio広告ID
| 小文字、ハイフンあり | |
OAID | Raw Huawei広告ID | 小文字、ハイフンあり |
要件
- アプリ内ソリューションの要件の詳細については、Adjustのサーバー間アトリビューションチェックリストをご覧ください。
- Adjustサーバーへのリクエストは、デバイスで発生したのと同じ連続した順番で行われる必要があります。
- リクエストには必ず
os_name
を含めてください。例:android
ios
fire-tv
roku-os
tizen
smart-cast
セッションの送信
セッションは、Adjustの全てのアトリビューションと計測の基となるものです。ユーザーがバックグラウンドからアプリの利用を再開した時、またはアプリを起動した時にトリガーされます。
Adjustにセッションを送信する際は、S2SセッションAPIを使用してください。
エンドポイントhttps://s2s.adjust.com/session
アプリ内イベントの送信
Adjustにアプリ内イベントを送信する際は、S2SイベントAPIを使用してください。
エンドポイントhttps://s2s.adjust.com/event
4. データをエクスポートする
レポート構造
分析、BIシステム用にデバイスレベルのデータを取得するには、ローデータエクスポートを設定してください。
プレースホルダー
以下のプレースホルダーを使用して、ローデータエクスポートで特定のネットワークデータポイントを取得できます。
Amazonキャンペーンから共有されなかったデータ
Amazonとの法的契約により、Adjustは特定のアクティビティに関するAmazonキャンペーンのローデータを提供しません。これには、サーバーコールバックとクラウドストレージアップロードの両方でエクスポートされたデータが含まれます。影響を受けるアクティビティは以下のとおりです。
- クリック
- インプレッション
- API 連携パートナーのクリック(SAN clicks)
- API 連携パートナーのインプレッション(SAN impressions)
以下のサービスには影響しません:
- Adjustのクリック、インプレッション、SANクリック、SANインプレッション計測。
- クリックおよびインプレッションの集計レポート。
- レポートサービスでのクリックおよびインプレッションの集計データの取得。
- Amazon Fireにアトリビュートされたインストールとポストインストールのローデータおよび集計データのレポートとエクスポート。
ご不明な点がございましたら、Amazonの担当者までお問い合わせください。