シグネチャーの統計データ
シグネチャー統計データ(Signature stats) ウィジェットでは、インストールにおけるAdjust SDKシグネチャーの有効性を可視化する機能です。実装の品質をモニタリングし、異常を検出し、適用判断をサポートします。
これを使用して以下のことができます。
✅ 連携の検証とポリシー適用準備の評価:正当なトラフィックをリスクにさらすことなく、シグネチャーの検証を実施する前に、シグネチャーの計測が想定通りに機能していることを確認します。
🔍 データの異常値またはスプーフィングのパターン検出:エミュレーションされたインストールやトラフィックの操作を示唆する可能性のある、無効なシグネチャーまたはシグネチャーを保有しない場合における不規則性を検出します。
🔄 シークレットの使用状況の監査:セキュリティ体制を改善するために、無効化が必要な期限切れ/廃止済みのシークレットIDを特定します。
🌍 ディメンション別にセグメント化:チャネル、ネットワーク、キャンペーン名、国、SDKシグネチャーバージョン、OS名別にシグネチャーの統計データを分類し、問題を特定したり疑わしい傾向を検知します。
シグネチャー統計データウィジェットの設定
デフォルトでは、このウィジェットは、有効なインストールと無効なインストールの時系列グラフを表示します。データは シグネチャーバージョン+OS名 でセグメント化され、 日(Days) 別に表示されます。
グラフの各行は、シークレットIDごとの インストール指標 とその 有効性ステータス を示します。
- 実線 = 有効なシグネチャーが含まれるインストール
- 点線 = 無効なシグネチャーが含まれるインストール
各 シークレットID は、以下の組み合わせによって定義されます。
- シグネチャーバージョン(バージョンが利用できない場合はカテゴリー)
- OS名
ビューをカスタマイズ
ウィジェットをカスタマイズするには、以下のフィルターと設定を使用します。
ディメンション :次のアイテム別にデータをセグメント化します。
- 日付(シグネチャーバージョン + OS) (デフォルト)
- 日付(SDKシグネチャーバージョンのみ)
- チャネル
- ネットワーク
- キャンペーン名
- 国
- SDKシグネチャーバージョン
- OS名
アプリ :分析するアプリを選択します(デフォルトではアカウントの最初のアプリが表示されます)。
注:これは、Protectionダッシュボードのヘッダーにあるグローバルアプリフィルターとは別の独立したアプリフィルターです。
- OS名 :インストールをOS別にフィルタリングします(例:Android、Android TV)。
- 有効性(Validity) :有効なシグネチャーを含むインストールのみ、無効なシグネチャーを含むインストール、または全てのインストールを選択します。
- シグネチャー :シークレットID別にフィルタリングします。
- 時間の粒度(Time granularity) (「日付」ディメンション専用):期間ごとにデータをグループ化する方法を選択します。データを閲覧する期間に応じて 時間(Hours) 、 日(Days) 、 週(Weeks) 、 月(Months) を選択し、データの粒度を選択できます。
選択する期間が7日間以内であれば、時間を選択できます。
- グラフタイプトグル(Chart type toggle) (「日付」ディメンション専用):線グラフ (デフォルト) と積み上げ棒グラフを切り替えます。
- 新規レポートとしてデータを閲覧するには、
レポートとして開く(Open as report) を選択します。
シグネチャー統計データウィジェットを使用
グラフ内のデータ行にカーソルを合わせると、データの詳細情報が表示されます。
グラフの凡例のタイトルにカーソルを合わせると、そのタイトルに対応するグラフ内のデータ行が強調表示されます。
グラフの凡例のタイトルを選択すると、対応するデータセグメントが棒グラフで非表示になります。もう一度選択すると、セグメントが表示されます。