ユニバーサルマッピング移行ガイド
ユニバーサルマッピング（Universal mapping） は、SKAN3とSKAN4の両方のスキーマを1つのフローに集約することで、SKAdNetwork（SKAN）管理を簡素化するものです。この効率的なアプローチでは、AdjustのサーバーがSKANバージョン固有の複雑な問題を処理するため、ユーザーはキャンペーンパフォーマンスの最適化に集中できます。AdjustのConversion Hubには、移行を支援するガイドフローが組み込まれています。本ガイドは参考資料としてご利用ください。
ユニバーサルマッピングに移行しても、お客様のデータや他のパートナーと実施しているキャンペーンには影響しません。
このガイドでは、設定環境に応じたユニバーサルマッピングへの移行方法について説明します。これには、SKAN 4を設定している場合、SKAN 3を設定している場合、またはSKAN 3とSKAN 4の両方を設定している場合が含まれます。
Conversion valueのマッピングを設定しているアプリは、全て移行が必要です。
ユニバーサルマッピングに移行するには、以下からあてはまる設定を選択し、その手順に従ってください。
1. SKAN 4スキーマのみで設定されたアプリ
移行操作は不要です
SKAN 4スキーマのみを使用している場合、設定はユニバーサルマッピングスキーマに 自動的に移行 されます。既存のキャンペーンやデータには影響はありません。
2. SKAN 3スキーマのみで設定されたアプリ
ユニバーサルマッピングへの移行が必要です
現在の設定に応じて、移行フローが異なります。移行を開始すると、ユーザーインターフェイス内のガイドに、SKAN 3専用の設定に対応した移行設定が表示されます。スマート設定（Smart Setup）とアドバンスト設定（Advanced Setup）の詳細については、それぞれのリンク先の情報を参照してください。
スマート設定（収益マッピング）
移行を開始するには、次の手順に従ってください。
- 移行を開始する（Start Migration） を選択して、ユニバーサルマッピングの移行ウィザードにアクセスします。
- SKAN 3でマッピングされた値は、ユニバーサルマッピングスキーマに自動的にインポートされます。
- マッピングされている63のconversion value（CV）を基に、粗いconversion value（coarse value）が推奨として提示されます。
オプションの調整
推奨された粗いconversion valueを承認するか、必要に応じて編集します。
- 1件目のポストバックの最初の粗いconversion valueは「インストール（Install）」に設定されます。
- ポストバック2とポストバック3の粗いconversion valueの設定は任意ですが、設定することを強くお勧めします。
- 粗いconversion valueは、マッピングされている細かいconversion value（fine value）と一致させる必要があります。
SKAN 4にはデフォルトのlockWindowsが事前設定されており、編集することも可能です（編集は非推奨）。
SKAN 3ではデフォルトのCV（conversion value）期間が24時間に設定されており、編集することも可能です（編集は非推奨）。
テストの初期段階では、デフォルトのポストバックスケジュールを変更したり、3つのポストバックのいずれかにlockWindowを使用することは推奨しません。
ポストバックと粗いconversion value：Appleは、ユーザー行動に関する集計データを、3件のポストバックで送信します。1件目のポストバックは2日後、2件目のポストバックは7日後、3件目のポストバックは30日後に送信されます。複数のコンバージョン期間にポストバックを受信する方法については、Appleのドキュメントを参照してください。
スマート設定（行動マッピング（Behavior Mapping）：6ビット）
移行を開始するには、次の手順に従ってください。
- 移行を開始する（Start Migration） を選択して、ユニバーサルマッピングの移行ウィザードにアクセスします。
- SKAN3でマッピングされた値は、ユニバーサルマッピングスキーマに自動的にインポートされます。
オプションの調整
必要に応じて粗いconversion valueを編集します。
- 1件目のポストバックの最初の粗いconversion valueは「インストール（Install）」に設定されます。
- ポストバック2とポストバック3の粗いconversion valueの設定は任意ですが、設定することを強くお勧めします。
- 粗いconversion valueは、マッピングされている細かいconversion value（fine value）と一致させる必要があります。
SKAN 4にはデフォルトのlockWindowsが事前設定されており、編集することも可能です（編集は非推奨）。
SKAN 3ではデフォルトのconversion value期間が24時間に設定されており、編集することも可能です（編集は非推奨）。
テストの初期段階では、デフォルトのポストバックスケジュールを変更したり、3つのポストバックのいずれかにlockWindowを使用することは推奨しません。
ポストバックと粗いconversion value：Appleは、ユーザー行動に関する集計データを、3件のポストバックで送信します。1件目のポストバックは2日後、2件目のポストバックは7日後、3件目のポストバックは30日後に送信されます。複数のコンバージョン期間にポストバックを受信する方法については、Appleのドキュメントを参照してください。
アドバンスト設定（63 CVsまたは6ビット）
移行を開始するには、次の手順に従ってください。
- 移行を開始する（Start Migration） を選択して、ユニバーサルマッピングの移行ウィザードにアクセスします。
- SKAN 3でマッピングされた値は、ユニバーサルマッピングスキーマに自動的にインポートされます。
- マッピングされている63のconversion value（CV）を基に、粗いconversion value（coarse value）が推奨として提示されます。
オプションの調整
推奨された粗いconversion valueを承認するか、必要に応じて編集します。
- 1件目のポストバックの最初の粗いconversion valueは「インストール（Install）」に設定されます。
- ポストバック2とポストバック3の粗いconversion valueの設定は任意ですが、設定することを強くお勧めします。
- 粗いconversion valueは、マッピングされている細かいconversion value（fine value）と一致させる必要があります。
SKAN 4にはデフォルトのlockWindowsが事前設定されており、編集することも可能です（編集は非推奨）。
SKAN 3ではデフォルトのCV（conversion value）期間が24時間に設定されており、編集することも可能です（編集は非推奨）。
テストの初期段階では、デフォルトのポストバックスケジュールを変更したり、3つのポストバックのいずれかにlockWindowを使用することは推奨しません。
ポストバックと粗いconversion value：Appleは、ユーザー行動に関する集計データを、3件のポストバックで送信します。1件目のポストバックは2日後、2件目のポストバックは7日後、3件目のポストバックは30日後に送信されます。複数のコンバージョン期間にポストバックを受信する方法については、Appleのドキュメントを参照してください。
3. SKAN 3とSKAN 4の両方のスキーマで設定されたアプリ
ユニバーサルマッピングへの移行が必要です
移行を開始するには、次の手順に従ってください。
- 移行を開始する（Start Migration） を選択して、ユニバーサルマッピングの移行ウィザードにアクセスします。
- ユニバーサルマッピングに移行したいスキーマを選択します。
- SKAN 4スキーマ（SKAN 4 Schema） を選択（推奨）：ユニバーサルマッピングスキーマへ自動的に移行し、内容を確認して必要に応じて編集できます。
- SKAN 3スキーマ（SKAN 3 Schema） を選択：前述のSKAN 3の移行プロセスの説明に従ってください。