外部デバイスID
外部デバイスIDを使用すると、設定によっては異なる結果になることがあります。外部デバイスIDを使用したい場合は、Adjustの担当者にご相談ください。お客様のユースケースに沿った最善のアプローチをご案内します。
外部デバイスIDは、デバイスまたはユーザーに割り当てることができる、大文字と小文字を区別するカスタム値です。セッションやプラットフォームを横断してユーザーを認識することができます。また、同一ユーザーが何度もカウントされないように、ユーザーごとにインストールの重複を排除する目的にも使われます。
また、外部デバイスIDをデバイスのカスタム識別子として使用できます。これは、他の場所でこれらの識別子を使用していて、継続性を保ちたい場合に役立ちます。
Adjust SDKを初期化する前に、デバイスIDを設定する必要があります。これは、デバイスレコードを作成するためにSDKの起動時にこの情報を送信するためです。ユーザーがログインするまで外部デバイスIDを取得できない場合、Adjust SDKは起動時にそのIDを取得できません。
SDKの要件
- iOS, Android, Unity, Corona: v4.20.0
- Adobe AIR, Cordova, Xamarin, React Native, Flutter: v4.21.0
- Cocos-2dx: v4.22.0
- Titanium: v4.23.0
- Web: v5.1.0
ユース ケース
外部デバイスIDは以下の場合に活用できます。
- ユーザーが複数の新規インストールとしてカウントされないようにするために、同じユーザーによるインストールの重複を排除する場合
- 現在デバイスのカスタムIDを使用しており、レポートのためにそれらを引き続き使用したい場合
- 複数のデバイスやプラットフォーム間を横断してユーザーを認識したい場合
外部デバイスIDのインポート
別のシステムからAdjustに移行する場合、設定の一環として外部デバイスIDをインポートできます。Adjustの担当者がデータのインポートをサポートいたします。詳細は、移行ガイドも併せてご覧ください。 ログインしたユーザーがAdjust SDKを含むバージョンにアプリをアップデートすると、外部デバイスIDが利用可能になります。これにより、Adjustを使い始めてすぐにこれらのIDを使用して引き続きユーザーを記録できるようになります。