リファレンスタグ リファレンスタグ(reftag)とは、Adjustで生成される一意のIDであり、デバイスマッチングに使用されます。Adjustのシステムでは、リファレンスタグを以下のアクティビティに割り当てます。
impression san_impression click san_click install インストールがオーガニックの場合、そのために作成されたリファレンスタグが保持されます。Adjustがインストールをエンゲージメントにアトリビュートする場合、エンゲージメントからのリファレンスタグがインストールに割り当てられます。
リアトリビューションまたはリアトリビューション再インストールが行われると、Adjustは、アトリビュートされたエンゲージメントからのリファレンスタグをリアトリビューションまたはリアトリビューション再インストールに割り当てます。
{reftag}
プレースホルダー(単数)は、Adjustがアクティビティごとに作成または割り当てる単一のリファレンスタグIDを表します。
{reftags}
プレースホルダー(複数)は、アトリビューションの対象と見なされるが、選択されていない全ての有効なエンゲージメントのリファレンスタグを含むJSONリストです。{reftags}
プレースホルダーは、以下のアクティビティで使用できます。
install reattribution reattribution reinstall {reftags}
のJSONリストに含まれるための条件は、以下のとおりです。
Adjustのアトリビューション法 のいずれかを使用したデバイスに一致する。アトリビューションの基準を満たす。例えば、アトリビューション期間内であること。 全ての不正フィルター を通過している。 {reftags}
値の例は以下のとおりです。
["cl3FE9V0rJLii","cgY2m1nPalhAW","vVHLKeu1wFIFa","cG5NIILhvW90r","aRiDO90Bh8MAU"]
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ユーザーがリンクをクリックすると、サーバーは、そのリファレンスタグを作成します。リンクによりユーザーがWeb SDKを含むWebサイトに転送されると、Web SDKが即座にリファレンスタグを受け取ります。続いて、クリックからのリファレンスタグを、Web SDKから受け取ったリファレンスタグと照合させることができます。詳細については、AdjustのWeb計測ソリューション をご覧ください。
マルチタッチ のローデータエクスポートに{reftag}
および{reftags}
のプレースホルダーを追加できます。これにより、アトリビューションの対象と見なされる全てのエンゲージメント(アトリビュートされているエンゲージメントも含みます)を確認できます。
Androidユーザーがリンクをクリックし、Google Playにリダイレクトされると、リファラーパラメーターにクリック対象のリファレンスタグが渡されます。ユーザーがアプリをインストールすると、Google PlayリファラーAPIを使用して、Googleからリファレンスタブを取得します。これによりクリックをインストールに一致させることができます。詳細については、Adjustのアトリビューション法 を確認してください。
Adjustは、HuaweiリファラーAPIでもマッチングを行います。
一部のケースでは、カスタムスキームのディープリンクがパラメーターとしてリンクに渡される場合があります。エンコード前の例は以下のとおりです。
https://app.adjust.com/abc123?deep_link=exampleApp://landingpage
Adjustのサーバーがこのリクエストを受け取ると、クリック対象のリファレンスタグをdeep_link
パラメーターのURLに付与します。例を以下に示します。
exampleApp://landingpage&adjust_reftag=cl3FE9V0rJLii
このディープリンクにより、ユーザーのデバイスでアプリが開き、アプリはディープリンク値でAdjust SDKを呼び出します。サーバーがディープリンクを受け取り、リファレンスタグ値を読み取ります。続いて、クリックをアプリセッションに一致させることができます。つまり、該当する場合は、リアトリビューションが行われる可能性があります。
AdjustのLinkMe ソリューションは、レファレンスタグをユーザーがペーストボードにコピーするURLに付与します。Adjust SDKは、ペーストボードよりこの情報を読み取り、Adjustのバックエンドに渡します。その後Adjustは、クリックとアプリセッションを一致させてアトリビューションを行います。