アドネットワークとの連携
多くの広告主は、データをパートナーネットワークに送信するために手動でコールバックを設定する必要があります。 Adjustは、パートナーに連携を通じてこのプロセスを簡素化する方法を提供しています。
計測の仕組み
サーバー間(S2S)APIまたはSDK間連携を使用して、Adjustと連携することが可能です。SDK間の連携の場合、クライアントはAdjust SDKと自社のSDKの2つを連携し、コールバックを送受信します。
広告主は自動コールバックを設定して、データを共有できます。 これらのコールバックには、拡張アトリビューション、アプリ内イベントデータ、アプリ内収益アプリ内購入、およびアプリごとのSDKパラメーターを含めることができます。 コールバックのこのデータを、パフォーマンスの計測や広告の最適化に使用できます。
以下は、広告主が設定可能な自動コールバックのリストです。
- 広告収益
- 広告費用
- イベント
- インストール
- リアトリビューション
- 再インストール
- 拒否されたインストール
- 拒否されたリアトリビューション
- セッション
- アンインストール
連携パートナーは、他のネットワークに比べてより多くのインサイトにアクセスできます。 自社のキャンペーンデータだけでなく、Adjustが記録した全てのアプリのインストールやアプリ内データも受信することが可能です。
Adjustは、アトリビューションが計測されたパートナーに対してのみ、アトリビューションの詳細情報を提供します。「Aのパートナー」がインストールを発生させたのは他のパートナーであることがわかっても、そのパートナー名やキャンペーンの詳細についての情報は転送されません。
キャンペーンを開始する前に、ライブリンクとアプリを使用してコールバックURLをテストすることをお勧めします。これにより、コールバックとリンクが正しく設定され、Adjustがイベントを記録した直後に必要なデータを受信できるようになります。また、ライブトラフィックのトラブルシューティングの必要性も低下します。テストに関する詳細については、コールバックのテストに関するガイドをご覧ください。
連携プロセス
Adjustの連携パートナーになることが、全てのテクノロジーパートナーにとっての正しいソリューションになるとは限りません。このソリューションが適切ではない場合もありますので、ご了承ください。
サービス内容によっては、パートナーがソリューションを提供するため広範囲に渡るデータにアクセスする必要があります。以下は、多くのデータを受信するメリットがあるパートナータイプの一覧です。
- アナリティクスプラットフォーム
- リターゲティングプロバイダーとエンゲージメントプラットフォーム
- API連携パートナー(SAN)
- SANキャンペーンマネージャー
- データ管理プラットフォーム(DMP)
- 顧客管理(CRM)プラットフォーム
- 相手先ブランド製造(OEM)業者またはプリロードパートナー
- Over The Top(OTT)プラットフォーム
- TVアナリティクスプラットフォーム
連携パートナーの設定プロセスには一定の期間を要します。 貴社にとって適切なソリューションかどうかを判断するために、Adjustはクライアントの需要をはじめとする特定の要因を確認します。この連携は、クライアントによって定期的に利用されなければなりません。
Adjustは連携を申し込まれる全てのパートナーに、クライアントの参照情報の提供をお願いしています。Adjustはこの情報を基に、連携がそのパートナーに適したソリューションかどうかを判断します。参照情報のご準備ができましたら、パートナーシップマネージャーまたはpartners@adjust.comにご連絡ください。
Adjustのパートナーシップチームによる審査が完了したら、次のステップは、連携の構築です。このプロセスの初期段階をパートナーシップチームがサポートします。連携の設定は、パートナーとクライアントのご要望に基づいてカスタマイズされます。
当社の既存の連携パートナーリストについては、このリンクを参照してください。