子供向けアプリ

アプリパブリッシャーは、子供から収集するデータを取り扱う際に特にご注意ください。13歳未満を対象としたアプリは準拠法に従うことが求められます。詳細は、AdjustのCOPPAへの準拠をご覧ください。

子供を対象とするアプリを公開する場合、準拠法に従った上でAdjust SDKを実装する必要があります。

Androidアプリ

Googleは広告IDの計測を制限する機能を発表しました。Googleのガイドラインに準拠するメソッドは2つあります。

  • アプリがCOPPAに準拠する必要がある場合は、COPPAに準拠するためのメソッドをご覧ください。

    • このメソッドを使用すると、初回セッションが行われる前のサードパーティとの共有が無効になります。
    • このメソッドは、デバイスIDと広告ID(gps_adidandroid_id)をSDKが読み取ることを防ぎます。
  • アプリが13歳未満のユーザーをターゲットとしており、インストールの地域が米国 ではない​ 場合は、Playストア子供向けアプリのためのメソッドを使用してください。

    • このメソッドは、デバイスIDと広告ID(gps_adidandroid_id)をSDKが読み取ることを防ぎます。

Googleのファミリー向けポリシーでは、子供をターゲットにしたアプリはAD_IDパーミッションを使用しないことを推奨しています。Adjustのアプリに対する推奨事項は以下の通りです。

  • 可能な場合、API 33をターゲットとする。
  • アプリにAD_IDパーミッションを追加しない。
重要:
Adjust SDK バージョン4.31.1以降には、 com.google.android.gms.AD_ID パーミッションが デフォルトで 含まれています。

removeのディレクティブを追加することで、com.google.android.gms.AD_IDパーミッションを削除できます。アプリを児童オンライン保護法(COPPA)に準拠させる場合や Google Play ストアが対象でない場合は、この操作を行なってください。

<uses-permission android:name="com.google.android.gms.permission.AD_ID" tools:node="remove"/>

iOSアプリ

iOSのコンプライアンスポリシーに準拠した方法でAdjust SDKを実装する方法:

  1. Adjust SDKでSKAdNetworkを設定する
  2. AdjustのiOS SDKを設定し、アプリがサードパーティとデータを共有しないようにブロックする

アプリがCOPPAに準拠する必要がある場合は、COPPAに準拠するためのメソッドをご覧ください。

  • このメソッドを使用すると、初回セッションが行われる前のサードパーティとの共有が無効になります。
  • このメソッドは、デバイスIDと広告ID(例:idfa)をSDKが読み取ることを防ぎます。

Appleのガイドラインに準拠するには、以下に記載されているフレームワークと、それに対する全てのリファレンスをAdjustのiOS向けSDKから削除します。

  • AppTrackingTransparency.framework:iOS 14以降で使用され、Adjust SDKがユーザーのトラッキング同意を確認するダイアログをラップし、ユーザーの同意状況を示す値を読み取ります。
  • AdSupport.framework:Adjust SDKにIDFA値へのアクセスを提供します。
ヒント:
App Storeの「子ども向け」カテゴリに無いアプリでも、COPPAに基づき、子供、または大人と子供の両方をターゲットにするアプリと見なされる可能性があります。アプリが子供をターゲットとしているかどうか検討して下さい。