児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)コンプライアンス
アプリパブリッシャーは、子供から収集したデータを取り扱う際は特にご注意ください。子供向けのモバイルおよびCTVアプリや、オンラインでの子供の安全に関する厳格な法律が存在する地域のユーザーを対象にするアプリは、準拠法を遵守する義務があります。全ての要件を入念に確認し、必要な手順を実施することを推奨します。
児童オンラインプライバシー保護法に関する各地域の例としては、以下の2つが挙げられます。
Adjustがユーザーデータを処理する方法については、プライバシーポリシーの第4項をご覧ください。
どのような場合にCOPPAに準拠する必要がありますか?
以下のいずれかに 該当する 際は、COPPAへの準拠が必要となる場合があります。
- 米国に本社を置く企業である
- 米国のユーザー向けにアプリを提供
- 子供向けのアプリである
- 子供が興味を示す内容のアプリである
詳細については、FTC COPPA FAQをご覧ください。
アプリの対象ユーザーについて不明な点がある場合は、アプリのオーディエンス特定に関する詳細をご確認ください。
COPPAに準拠した方法でAdjustのサービスを利用できますか?
COPPA対象のアプリでAdjust SDKを使用する場合、Adjust SDKの機能はCOPPAに準拠した内部運用のサポートに制限されます。以下の目的に必要なアクティビティにのみ永続識別子を使用する場合があります。
- アプリの機能(例:知的財産保護、支払いと引き渡しの機能、スパム保護、最適化、統計レポート、デバッグ)を維持または分析する。
- ネットワーク通信を実行する。
- アプリでユーザーを認証またはコンテンツをパーソナライズする。
- アプリ内でコンテクスチュアル広告を掲出する、または広告の頻度を制限する。
- ユーザーまたはアプリのセキュリティまたは整合性を保護する。
- 法律または規制の遵守を保証する。
- 他のCOPPA規約で認められている子供からの要求に応える。
SDKでの設定
SDKでこれらを実装する方法については、Adjustの開発者向けドキュメントをご参照ください。
Adjustの設定
アプリをCOPPAに準拠させる方法についてご覧ください。
子供向けのアプリでは、特定の状況下で、Adjustダッシュボードの一部の機能を使用できません。
ロー データ エクスポート:リアルタイムコールバックとCSVエクスポートは、お客様の独自のエンドポイントでのみ使用できます。代理店や他のプラットフォームなどのサードパーティーと共有するためにこれらを構成することは認められていません。
ネットワークでダイナミックコールバックがリンクURLに追加されない場合があります :Adjustリンクは、自ら所有するチャネルか自ら獲得したチャネルでのみ使用できます。例えば、Facebookフィード、Twitterアカウント、メールアカウントなどです。COPPAへの準拠を維持するには、コールバックが付加されていないリンクのみを使用する必要があります。これにより、サードパーティーにデータを送信しなくても、キャンペーン計測が保証されます。
Audiences :Adjustのオーディエンス機能を使用してサードパーティーとデータを共有することはできません。
パートナー :サードパーティーとのデータ共有をブロックすることで、モジュールパートナーがパブリッシャーやネットワークに情報を自動的に送信することを阻止します。
どのようにしてアプリのオーディエンスを特定できますか?
アプリのオーディエンスを特定し、COPPAに準拠するためにどのような措置が必要かを確認するには、次の表を使用してください。
カテゴリー | 定義 | 実施すべきステップ |
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子供向け | 13歳未満の子供が対象であり、主なオーディエンスである |
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子供と大人向け | 13歳未満の子供は対象に含まれるが、主なオーディエンスではない |
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大人向け | 13歳未満の子供は対象に含まれず、主なオーディエンスでもない |
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