リアトリビューションの管理
Adjustは、クリック、インプレッション、ディープリンククリックおよびKPI連携ネットワーク経由でリアトリビューションを計測します。
クリックによるリアトリビューション
有効な広告IDを持つ全てのクリックがリアトリビューションの対象となります。Adjustはセッションを記録するたびに、アプリの非アクティブ期間に基づいて、ユーザーをリアトリビュートできるかどうかを確認します。リアトリビュートされ、かつリアトリビューション期間内に対象となるクリックが見つかった場合、Adjustはユーザーをそのソースにリアトリビュートします。
広告IDを含むリンクURLの例
https://app.adjust.com/abc123?idfa=<idfa>アプリレベルでクリックベースのリアトリビューションをOFFにするには、以下の手順に従ってください。リアトリビューション設定は、リンクレベル(アドネットワーク | カスタムリンク)で管理できます。
AdjustリンクURLのクエリ文字列にrt=0を追加することもできます。rt=0で記録されたクリックは、インストールのアトリビューションにのみ使用され、リアトリビューションには使用されません。
rt=0 を含むリンクURLの例 :
https://app.adjust.com/abc123?campaign=UA-only&rt=0インプレッションのリアトリビューション
Adjustでインプレッションを計測する場合、有効な広告IDを持つインプレッションがリアトリビューションの対象となります。Adjustはセッションを記録するたびに、アプリの非アクティブ期間に基づいて、ユーザーをリアトリビュートできるかどうかを確認します。リアトリビューション期間内の対象となるインプレッションにユーザーをアトリビュートできます。
広告IDを含むリンクURL(リアトリビューションの対象)の例:
https://view.adjust.com/abc123?idfa=<idfa>
アプリレベルでインプレッションベースのリアトリビューションをOFFにするには、以下の手順に従ってください。リアトリビューション設定は、リンクレベル(アドネットワーク | カスタムリンク)で管理できます。
有効な広告IDがないクリックとインプレッションによるリアトリビューション
クリックとインプレッションに有効な広告IDが含まれていない場合でも、確率的リアトリビューション設定を有効化すると、リアトリビューションを行うことができます。このメソッドにより、非確定的なシグナルに基づいたアトリビューションが可能になり、広告IDを取得できない場合でもユーザーエンゲージメントを計測することができます。
ディープリンククリックのリアトリビューション
ディープリンククリックからユーザーをリアトリビュートするには、アプリでAdjust SDKを追加で呼び出す必要があります。実装方法については、開発者向けドキュメント (iOS 、 Android) をご覧ください。
API連携パートナー経由のリアトリビューション
Adjustは、API連携パートナー経由のリアトリビューションを自動的に計測します。追加設定は必要ありません。Adjustは全てのアプリセッションを連携しているAPI連携ネットワークに送信します。ユーザーがエンゲージメントアクティビティで応答でき、ユーザーのデバイスがAdjustでリアトリビューションの対象となる場合、そのデバイスはAPI連携ネットワークにリアトリビュートされます。