Datascapeでビューを設定

Datascapeを開いたら、はじめに、確認したいアプリや期間、その他の重要な設定内容が表示されているかを確認します。

データの設定

フィルターを使用して、キャンペーンの最適化に役立つデータを表示させます。 データ設定​ （）を選択すると、使用可能な全てのオプションが表示されます。

設定変更は、ユーザーごとに自動的に保存されます。これらの変更は、異なるログインセッションでも保持されます。

期間

期間

デートピッカー（Date picker）​ を使用すると、データを表示する期間を選択できます。デフォルトでは、過去7日間のデータが表示されます。デートピッカーには定義済みの期間のリストが表示され、カスタムの期間を設定するオプションが含まれています。カレンダーを使用して、任意の期間を定義します。

比較

比較（Compare to）​ フィルターを使用すると、2つの期間でデータを比較できます。デフォルトでは、ダッシュボードにはデータの比較が表示されません。

比較フィルターを使用することで、選択した期間を以下の期間と比較できます。

  • 直前の期間。
  • 1 日（day）​ 、1 週（week）​ 、1 月（month）​ 、1 四半期（quarter）​ 、1 年（year）​ 前の直前の期間。
  • カスタム期間。

カスタム期間

比較（Compare to）​ フィルターでは、カスタム期間を選択できます。このフィルターを使用して、選択された希望の日より前の期間を選択することが可能です。

例：​ 8月24日から8月30日の7日間を デートピッカー​ で選択し、 比較（Compare to）​ フィルターでカスタム期間の開始日を8月10日に選択した場合、8月10日から8月16日の残りの期間をフィルターが自動選択します。

デートピッカー - 8月24日から8月30日までの7日間のカスタム期間を選択します。

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フィルター

アプリ

アプリ（App）​ フィルターを使用すると、分析するアプリが選択されます。デフォルトでは、アクセスできる全てのアプリが選択されています。

  • 検索フィールドを使用して、特定のアプリを検索します。
  • アプリの特定のサブセットを表示するには、ドロップダウンリストからアプリを選択し、 適用（Apply）​ を選択します。
  • リセット（Reset）​ を選択すると、適用されたフィルターが削除され、デフォルトの設定に戻り、利用できる全てのアプリがリストから再度選択されます。

全てのアプリが選択されている場合、 アプリ​ フィルターにはAllラベルが表示されます。アプリのサブセットを選択した場合、 アプリ​ フィルターには選択されたアプリが表示されます。

チャネル

チャネル（Channel）​ フィルターを使用すると、特定のチャネルのパフォーマンスを確認できます。デフォルトでは、全てのチャネルのデータがダッシュボードに表示されます。

アプリ通貨

アプリ通貨（App currency）​ フィルターを使用すると、選択された通貨のデータを表示できます。

ストアタイプ

マルチプラットフォームアプリがある場合、 ストアタイプ（Store type）​ フィルターを使用して、関心のあるアプリストアにデータを絞り込みます。デフォルトでは、全てのストアのデータがダッシュボードに表示されます。

国

国（Country）​ フィルターを使用すると、特定の国または地域のデータを表示できます。デフォルトでは、全ての国のデータがダッシュボードに表示されます。

アトリビューション

アトリビューションタイプ

アトリビューション タイプは​ 、広告に対するユーザー行動に基づいて、ユーザーのアプリインストールに対する貢献度を割り当てるソースを決定します。表示されるインストールの総数は、アトリビューションタイプに関係なく一定ですが、 アトリビューションタイプ​ はインストールソースの判別方法に影響します。

次のアトリビューションタイプを検討してください。

  • インプレッション​ : ユーザーが特定のパートナーの広告を閲覧したがクリックしなかった場合、インストールを広告インプレッションにアトリビュートさせます。インプレッションがなかった場合、ユーザーは オーガニック​ チャネルにアトリビュートされます。
  • クリック​ : ユーザーが広告をクリックした場合、インストールをクリックに紐付けます。クリックがなかった場合、ユーザーは オーガニック​ チャネルにアトリビュートされます。
  • 全て​ : インプレッションとクリックの両方のアトリビューションを組み合わせ、インプレッションまたはクリックのいずれかを発生させたパートナーにインストールの貢献度を割り当てます。他のチャネルからのクリックやインプレッションがなかった場合、ユーザーは オーガニック​ チャネルにアトリビュートされます。

このアプローチにより、全てのインストールが記録され、ユーザー獲得に貢献したソースが正確に特定されます。

アトリビューションソース

アトリビューションソース（Attribution Source）​ 設定を使用すると、ユーザーの元の（最初の）トラッカーへのアトリビューションとアプリ内アクティビティをフィルタリングできます。または、選択したタイムフレームに基づいて、元のアトリビューションリンクとその後のリアトリビューションに分散するアクティビティを表示することができます。

  • ファースト（First）​ - ユーザーの元のアトリビューションソースを表示します。
  • ダイナミック（Dynamic）​ - ユーザーがアトリビュートされたかリアトリビュートされた全てのソースを表示します。

アトリビューションステータス

特定のアトリビューション ステータスを持つユーザーのデータを表示するには、 アトリビューション ステータス​ を使用します。以下のようにフィルタリングが可能です。

  • インストール (Installed)​ - 元のインストールリンクにアトリビュートされているユーザー。
  • リアトリビューション（Reattributed）​ - 新しいソースにリアトリビュートされたユーザー。
  • 全て（All）​ - 全てのユーザー。

設定

Digital Turbine広告費用バージョン

ダッシュボードやレポートで表示したいDigital Turbineの広告費用データのソースを選択できます。

  • Advertiser Reports API​
  • Growth Reporting API​

詳細については、Digital Turbine 広告費用 バージョン フィルターを参照してください。

ironSource Ad Spend version

ダッシュボードやレポートで表示したいironSourceの広告費用データのソースを選択できます。

  • ironSource​
  • ironSource Billable​

詳細については、ironSource 広告費用 バージョン フィルターを参照してください。

環境

本番用またはサンドボックスモードでデータを可視化および分析するには、 サンドボックスモード​ を選択してテスト用のデータを確認します。

コホートの成熟度（Cohort maturity）

Adjustでは、 コホートの成熟度（Cohort maturity）​ の観点からデータを視覚化できます。進行中のコホート期間についての累積データを表示するには 未成熟（immature）​ オプションを選択し、完全に経過した期間については 成熟（mature）​ を選択します。詳細についてはコホートの仕組みをご覧ください。

IAP収益モード

アプリ内（IAP）収益モード（In-App (IAP) revenue mode）​ では、アプリ内購入から得られるおおよその粗利率に応じてデータを可視化することができます。このモードは、アプリ内購入としてレポートされた総収入に計算を適用し、関連コストの推定額を差し引きます。この控除は、IAP収益データを使用する全ての指標にも適用されます。

  1. Apple App Storeのアプリで、100米ドル相当のアプリ内購入イベントを実施します。

  2. このトランザクションは20%のVAT（付加価値税）が発生する英国で行われ、VATがアプリの価格に含まれています。つまり、100米ドルの購入金額にはVATが含まれており、VAT抜きの金額は83.33米ドルです。

    • 取引国によって税金や手数料が異なります。

  3. AppleのApp StoreはVAT前の金額から30%を手数料として差し引くため、その残額は合計58.33米ドルとなります。

この例では、利益率は約60％となります。コストを差し引いて実際に受け取る金額を表す数値をレポートに表示するように設定するには、IAP収益モードを60%に設定にし、全ての指標に削減分を適用してください。

広告費用ソース

Adjustは、ネットワークとアトリビューションの2つの広告費用ソースを使用して費用データを取得します。 広告費用ソース（Ad spend source）​ フィルターで、どちらのソースのデータを表示するかを指定できます。詳細は、広告費用ソースがデータに与える影響をご覧ください。

UTC（協定世界時）との差

UTC（協定世界時）との差（UTC offset）​ フィルターを使用すると、データを表示する必要があるタイムゾーンを選択できます。

広告収益ソース

広告収益ソース（Ad Revenue Sources）​ フィルターを使用すると、必要な広告収益ソースからのデータを表示できます。このフィルターは、収益ダッシュボードでのみ使用できます。詳細は広告収益をご覧ください。

同じパートナーに対して複数の広告収益ソースを選択すると、Datascapeが重複したデータを返すことがあります。例： Admost​ と Admost SDK​ の両方を選択した場合、両方のソースから重複した収益データを受け取ることになります。重複を避けるために、各パートナーから1つのソースを選択してください。

ヒント:
Datascapeの広告収益ソースは、アプリレベルでレポートごとに設定されます。アカウントレベルでデフォルトの広告収益ソースを設定する場合は、 support@adjust.comまでご連絡ください。

レガシーフィルター

ネットワーク

ネットワーク（Network）​ フィルターを使用すると、選択されたネットワークのデータを表示できます。

連携パートナー

パートナー（Partner）​ フィルターを使用すると、選択されたパートナーのデータを表示できます。