不正防止機能の有効化
Adjustの不正防止機能は、不正トラフィックがペイドチャネルにアトリビュートされるのを防止します。
事前準備
はじめに、以下の設定手順をご覧ください。
要件
不正防止機能の有効化
- AppView で 全てのアプリ(All apps) を選択します。
- アプリを選択します。
- プロテクション(Protection) タブを選択します。
- 不正防止(Fraud Prevention) セクションで、 編集(Edit) を選択し、以下を実行します。
匿名IPアドレスをフィルター(Filter anonymous IP addresses) トグルをONにします。受信するクリックやインストールなどのデータ送信先を周知のクラウドのデータセンターおよびVPN、Tor Exit Nodeのデータベースと照らし合わせるフィルターが有効化します。これらのエンドポイントからのトラフィックは、
Untrusted Devices
にアトリビュートされます。(Androidアプリのみ) クリックインジェクションをフィルター トグルをONにします。これにより、Adjustがアプリのインストールを不正なクリックにアトリビュートするのを阻止します。ユーザーがアプリのダウンロード開始後に送信された全てのクリックは、アトリビューションの対象外となります。適切なエンゲージメント取り込みモードを選択してください:
- Strictモード(Strict Mode)(デフォルト) - トラッカー内のエンゲージメントがひとつでもクリックインジェクションフィルターで除外された場合、全てのエンゲージメントが拒否されます。
- Relaxedモード(Relaxed Mode)- クリックインジェクションフィルターで除外されたエンゲージメントのみを拒否し、それ以外は処理されます。
ディストリビューションモデル(Distribution Modeling) トグルをONにすると、流入するクリックの頻度が分析されます。非典型的な分布範囲に発生しているクリックは、アトリビューションの対象になりません。ディストリビューションモデルのしきい値を適切なレベルで設定してください。
- スタンダード - トライアルまたはテスト用のみにご使用ください。
- アドバンスト(推奨)- 本番用
{activity_kind}
と{rejection_reason}
のプレースホルダーを、サーバーコールバックまたはクラウドストレージアップロードに追加することをお勧めします。これにより、ローデータから何がフィルタリングされたかを把握することが可能です。