イベント計測

Adjustイベントトークンを関連付けることで、アプリ内のユーザー行動を計測できます。イベントを計測する方法：

Adjustイベントのインスタンスを新規作成し、イベントトークンを 文字列 引数としてパスします。
イベントのインスタンスを引数としてtrackEventメソッドを呼び出します。

Javascript

var adjustEvent = new AdjustEvent("abc123");
Adjust.trackEvent(adjustEvent);

例

この例では、ユーザーがボタンを操作する度に g3mfiw と呼ばれるトークンでイベントを計測します。

Javascript

 function _onPress_trackSimpleEvent() {
   var adjustEvent = new AdjustEvent("g3mfiw");
   Adjust.trackEvent(adjustEvent);
   });
 }
//...
<><View style={styles.container}>
      <TouchableHighlight
         style={styles.button}
         onPress={_onPress_trackSimpleEvent}>
         <text>Track Simple Event</Text>
   </View>
</>

イベント収益の計測

イベントインスタンスにrevenueとcurrencyプロパティを設定することで、イベントに関連する収益を計測できます。この機能を使用して、アプリ内で収益が生成されるアクションを計測しましょう。

これらのプロパティを設定するには、setRevenueメソッドを呼び出し、以下の引数をパスします。

revenue 額（数値）
currencyコード( 文字列 )

通貨コードはISO 4217規格に則って、3文字の文字列にフォーマットする必要があります。Adjustバックエンドは、レポートされた収益を選択した通貨に変換します。詳細は、複数通貨で購入データを計測するための方法をご覧ください。

Javascript

var adjustEvent = new AdjustEvent("abc123");
//...
adjustEvent.setRevenue(0.01,"EUR");
//...
Adjust.trackEvent(adjustEvent);

ヒント:

アプリ内購入を計測している場合は、購入完了後にのみtrackEventを呼び出してください。

例

この例では、ユーザーがボタンを操作する度に g3mfiw と呼ばれるトークンでイベントを計測します。このイベントのrevenueプロパティを 0.25 、currencyプロパティを EUR に設定します。

Javascript

function _onPress_trackRevenueEvent() {
    var adjustEvent = new AdjustEvent("g3mfiw");
    adjustEvent.setRevenue(0.25, "EUR");
    Adjust.trackEvent(adjustEvent);
}
//...
<><View style={styles.container}>
      <TouchableHighlight
         style={styles.button}
         onPress={_onPress_trackRevenueEvent}>
         <text>Track Revenue Event</Text>
      </TouchableHighlight>
   </View>
</>

イベントの重複排除

イベントを重複して計測するのを防ぐため、オプションとして任意のIDをパスすることもできます。SDKが最新10件のIDを保存し、トランザクションIDが重複した収益イベントを排除します。

識別子を設定するには、setTransactionIdメソッドを呼び出し、 文字列 引数としてトランザクションIDをパスしてください。

Javascript

var adjustEvent = new AdjustEvent("abc123");
//...
adjustEvent.setTransactionId("{transactionId}");
//...
Adjust.trackEvent(adjustEvent);

例

この例では、ユーザーがボタンを操作する度に g3mfiw と呼ばれるトークンでイベントを計測します。Adjustは 5e85484b-1ebc-4141-aab7-25b869e54c49 値で uniqueId と呼ばれる文字列変数を作成します。それからこの値を``setTransactionId``メソッドにパスして、``transactionId``プロパティを設定します。

Javascript

function _onPress_trackRevenueEvent() {
    var adjustEvent = new AdjustEvent("g3mfiw");
    var uniqueId = "5e85484b-1ebc-4141-aab7-25b869e54c49"
    adjustEvent.setTransactionId(uniqueId);
    Adjust.trackEvent(adjustEvent);
}
//...
<><View style={styles.container}>
      <TouchableHighlight
         style={styles.button}
         onPress={_onPress_trackRevenueEvent}>
         <text>Track Revenue Event</Text>
      </TouchableHighlight>
   </View>
</>

コールバックパラメーターを追加する

Adjust管理画面でイベントのコールバックURLを登録した場合、SDKがイベントを計測すると、Adjustバックエンドは設定したコールバックURLにGETリクエストを送信します。

コールバックパラメーターをサーバーに設定できます。イベントにパラメーターを設定すると、SDKはそれらをコールバックURLに追加します。この情報を使用して、自社のBIシステムでユーザーのアプリ内行動を分析することが可能です。

イベントにコールバックパラメーターを追加するには、 string key-value引数を指定してaddCallbackParameterメソッドを呼び出してください。このメソッドを複回呼び出すことで、複数のパラメーターを追加することができます。

Javascript

var adjustEvent = new AdjustEvent("abc123");
//...
adjustEvent.addCallbackParameter("key","value");
//...
Adjust.trackEvent(adjustEvent);

Adjust SDKはイベントを計測し、コールバックパラメーターが追加されたURLにリクエストを送信します。例えば、URL http://www.mydomain.com/callbackが登録されている場合、コールバックは以下のようになります：

https://www.mydomain.com/callback?key=value&foo=bar

CSVレポートを使用している場合、CSVの定義欄にパラメーターを追加するようにしてください。

Adjustでは、SDKからURLに情報をパスするための様々なプレースホルダーをサポートしています。例えば、iOSの{idfa}プレースホルダーやAndroidの{gps_adid}プレースホルダーなどです。{publisher_parameter}プレースホルダーは、単一の文字列での全てのコールバックパラメーターを表示します。

使用可能な値の全リストを含むURLコールバックの詳細については、コールバックガイドをご覧ください。

注意:

Adjustは、カスタムコールバックパラメーターを保存しません。カスタムパラメーターは、コールバックURLにのみ追加されます。

例

この例では、ユーザーがボタンを操作する度に g3mfiw と呼ばれるトークンでイベントを計測します。Adjustは、以下のコールバックパラメーターを追加します：

event_token
イベントごとに生成されるrevenue_amount

コールバックURLの結果は以下のようになります：

http://www.mydomain.com/callback?event_token=g3mfiw&revenue_amount=0.05

Javascript

function _onPress_trackCallbackEvent() {
   var adjustEvent = new AdjustEvent("g3mfiw");
   adjustEvent.addCallbackParameter("event_token", "g3mfiw");
   adjustEvent.addCallbackParameter("revenue_amount", "0.05");
   Adjust.trackEvent(adjustEvent);
}
//...
<><View style={styles.container}>
      <TouchableHighlight
         style={styles.button}
         onPress={_onPress_trackCallbackEvent}>
         <text>Track Callback Event</Text>
      </TouchableHighlight>
   </View>
</>

パートナーパラメーターの追加

パートナーパラメーターを追加することで、ネットワークパートナーに追加情報を送信することができます。

Adjustは、設定した外部パートナーにパートナーパラメーターを送信します。この情報は、より詳細な分析やリターゲティング施策にご利用いただけます。これらパラメーターの設定が完了し、機能が有効化されると、Adjustのバックエンドはデータ転送を開始します。

注意:

パートナーパラメーターはデフォルトではローデータに表示されません。ご希望の場合は、プレースホルダー {partner_parameters} を追加することで、それらを単一の文字列として受信することができます。

イベントにパートナーパラメーターを追加するには、 string key-value引数を指定してaddPartnerParameterメソッドを呼び出してください。このメソッドを複回呼び出すことで、複数のパラメーターを追加することができます。

Javascript

var adjustEvent = new AdjustEvent("abc123");
//...
adjustEvent.addPartnerParameter("key","value");
//...
Adjust.trackEvent(adjustEvent);

例

この例では、ユーザーがボタンを操作する度に g3mfiw と呼ばれるトークンでイベントを計測します。Adjustは、以下の情報をパートナーパラメーターとして追加します：

関連する製品の product_id
イベントをトリガーしたユーザーの user_id

Javascript

function _onPress_trackPartnerEvent() {
   var adjustEvent = new AdjustEvent("g3mfiw");
   adjustEvent.addPartnerParameter("product_id", "29");
   adjustEvent.addPartnerParameter("user_id", "835");
   Adjust.trackEvent(adjustEvent);
}
//...
<><View style={styles.container}>
      <TouchableHighlight
         style={styles.button}
         onPress={_onPress_trackPartnerEvent}>
         <text>Track Partner Event</Text>
      </TouchableHighlight>
   </View>
</>

コールバック識別子を追加

計測したいイベントにカスタムの文字列識別子を追加できます。Adjustバックエンドが、この識別子をイベントコールバックでレポートします。これにより、どのイベントが正確に計測されたかを確認することが可能です。

この識別子を設定するには、IDを 文字列 引数としsetCallbackIdメソッドを呼び出してください。

Javascript

var adjustEvent = new AdjustEvent("abc123");
//...
adjustEvent.setCallbackId("your_callback_id");
//...
Adjust.trackEvent(adjustEvent);

例

この例では、ユーザーがボタンを操作する度に g3mfiw と呼ばれるトークンでイベントを計測します。Adjustは f2e728d8-271b-49ab-80ea-27830a215147 値で callbackId と呼ばれる文字列変数を作成します。それからこの値をsetCallbackIdメソッドにパスして、callbackIdプロパティを設定します。

Javascript

function _onPress_trackUniqueCallbackEvent() {
   var adjustEvent = new AdjustEvent("g3mfiw");
   var callbackId = "f2e728d8-271b-49ab-80ea-27830a215147"
   //...
   adjustEvent.setCallbackId(callbackId);
   //...
   Adjust.trackEvent(adjustEvent);
}
<><View style={styles.container}>
      <TouchableHighlight
         style={styles.button}
         onPress={_onPress_trackUniqueCallbackEvent}>
         <text>Track Unique Callback Event</Text>
      </TouchableHighlight>
   </View>
</>