サーバーコールバック

コールバックは、2つのサーバー間のhttpリクエストまたはhttpsリクエストです。Adjustでは、(リンクURL経由での)広告エンゲージメントからのトリガー、または(SDK経由での)アプリ内からのトリガーの直後にコールバックを送信します。コールバックを設定して、広告IDやアトリビューションの詳細、アプリデータなどをローデータとしてサーバーにリアルタイムで直接送信できます。

コールバックの使用

Adjustのコールバックは、お客様のサーバー上でローデータを直接受信することができる唯一の方法です。コールバックを処理するための独自のビジネスインテリジェンスソリューションまたはデータウェアハウスが必要となります。Adjustはローデータを保存することはなく、お客様がAdjustから直接ローデータをエクスポートすることもできません。ローデータは、ユーザーレベルの分析やリターゲティング広告の目的に合わせた配信リストを作成するのに必要不可欠です。

コールバックの使用方法は、マーケティングの目的によって異なります。最も有効なのは、施策に有益なプレースホルダーをコールバックURLに追加することです。Adjustのプレースホルダーの全リストをご覧いただき、希望のプレースホルダーをご使用ください。

コールバックと一緒にクラウドストレージアップロードを使用して、同じデータポイントに同一のプレースホルダーを設定することをお勧めします。クラウドストレージはバックアップとして機能し、仮にサーバーがダウンした場合でもデータが失われることはありません。サーバーが停止した場合、引き続きクラウドストレージに入ってくるデータを使用することで、欠落部分を補うことができます。

使用例:

コールバックの1つの使用例は、リアトリビューションをする可能性が最も高い非アクティブユーザーを判別することです。非アクティブになる前に大量のアプリ内購入を行ったユーザーを特定するコールバックを設定し、これらのユーザーがリアトリビュートするように施策することができます。

コールバックの設定方法については、以下のガイドをご覧ください。