スケジュール設定ツール
SpendWorksのスケジュール設定を使用して、広告費用データの正確性と一貫性を確保しましょう。これにより、広告費用データの取得に問題があった場合でも、迅速に対応できるようになります。
事前準備
はじめに、以下の設定手順をご覧ください。
要件
- SpendWorksのBase、Core、Enterprise、またはCustomのパッケージにご契約のお客様。
- 管理者のアクセス権限が付与されたユーザーであること。
- API連携ソリューションを使用して広告費用データを取得していること。
オーバービュー
スケジュール設定は DataWorks(データ接続) > スケジュール設定(Scheduling) でご利用いただけます。このツールにより、以下を確認することができます。
パートナー - API連携を介して広告費用データを収集しているパートナーのリスト。このリストは、DataWorksで追加されたパートナーに基づきます。
アカウント - データ収集のスケジュールが設定されている特定のパートナーのアカウント数。指定されたアカウントについて、日中にデータ取得設定が作成されていない場合はカウントされません。
(ドリルダウン)を選択し、各アカウントの広告費用データの収集に関する詳細情報を表示。
広告アカウントのデータ収集ステータス - データ収集がスケジュール済みまたは処理された全てのアカウントの収集ステータス( 進行中(In Progress) 、 成功(Successful) 、 失敗(Failed) )。全ての広告アカウントで実行された最新のデータ収集に対してカウントされます。データ収集がまだ開始されていない場合は、空になります。
レポート日(Reporting day) - データが収集される日( 今日(Today) または 昨日(Yesterday) )と、データ収集のスケジュールが設定された日の時刻。選択した時刻までの全ての広告費用データは、処理するデータを含むジョブの一部としてスケジュール設定されます。ジョブが後で実行される場合があります。
- 昨日 の場合、データは1日1回、設定した時刻に収集されます。セルに
Yesterday 05:00 UTC
と表示されている場合、前日の1日分のデータが、当日の05:00 UTCに収集されるようにスケジュールされていることを意味します。 - 今日 の場合、データが4時間ごとに収集されます。表示される時刻は、データが収集されたその日の最初の発生を定義するものです。セルに
Today 02:00 UTC
と表示されている場合、今日の暦日のデータが、同日02:00に初めて収集されるように設定されていることを意味します。その後のデータ収集は4時間ごと(02:00 UTC、06:00 UTC、10:00 UTC、14:00 UTC、18:00 UTC、22:00 UTC)に行われます。
- 昨日 の場合、データは1日1回、設定した時刻に収集されます。セルに
データ収集の完了日時(Last collection completed) - 指定された日の最後にデータが収集された日付とUTC時刻。
(なし(None))- データ収集がまだ開始されていない場合に表示されます。この場合、 広告アカウントのデータ収集ステータス(Ad account collection status) も空になります。
(クエスチョンマーク付きの「なし(None)」)- 全ての広告アカウントのデータ処理が成功したものの、データが見つからなかった場合に表示されます。
次のデータ収集予定(Next planned collection) - スケジュール設定で定義されたタイムゾーン(デフォルトではUTCで、スケジュールが一度も編集されていない場合)に基づいて、 レポート日 の次回のデータ収集を行う日時。
同日広告費用データの収集を有効化
同日広告費用ソリューションは、SpendWorksのCore、Enterprise、またはCustomのパッケージにご契約のお客様にご利用いただけます。
以下の表では、スケジュール設定ツールで提供されている同日広告費用データの収集の仕組みを説明します。
同日広告費用ステータス | 説明 |
---|---|
有効化 | 広告費用をサポートするパートナーのスケジュール設定および広告費用データの収集が可能になります。 翌日に行われるデータ収集については、スケジュールには同日広告費用をサポートするパートナーの今日のレポート日が含まれます。 |
無効化 | 同日広告費用をサポートするパートナーのスケジュール設定と同日広告費用のデータ収集が無効になります。 暦日の終わり(つまりUTC 00:00)に、今日に設定されたレポート日の同日広告費用をサポートするパートナーのスケジュール設定が削除されます。昨日のスケジュールのみが有効となり、処理されます。 |
広告費用データの収集スケジュールを編集
スケジュール設定ツールで広告費用データの収集スケジュールを編集できます。
広告アカウントのデータ収集ステータス 列に 進行中 のアカウントがまだ1つ以上ある場合は、スケジュールを更新できません。
- アクション(Actions) の列で、
(編集)を選択して特定のレポート日のスケジュールを編集します。
- 広告費用データの収集スケジュールを設定したい時刻とタイムゾーンを選択します。
広告費用データが取得可能かどうかは、ネットワーク側の設定に左右されます。選択した時刻までの全ての広告費用データが、データ収集ジョブの一部としてスケジュールされます。ジョブが後で実行される可能性がありますのでご留意ください。
「今日」のスケジュールを編集
スケジュール設定は、1日につき1回だけ更新できます(UTCで24時間以内)。 データが収集されるタイミングは、特定の日の最初の発生回数のみです。データは、スケジュール設定された最初の発生後、4時間ごとに収集されます。
例: 02:00 UTCにトリガーされるようにスケジュールを更新した場合、データ収集は4時間ごと(06:00 UTC, 10:00 UTC, 14:00 UTC, 18:00 UTC, 22:00 UTCそして翌日の 02:00 UTC)に行われます。
「昨日」のスケジュールを編集
指定した時刻がその日の現在の時刻より前の場合は、スケジュールを更新できません。
例: 現在10:00UTCで、次のFacebook対象のデータ収集が13:00UTCの場合、この時刻は10:00UTCより前であり、13:00UTCのスケジュールはまだ発動していないため、スケジュールを05:00UTCに更新することはできません。
一部のネットワークはUTCでデータをレポートするため、特定の時刻以降にのみ広告費用データの収集スケジュールを設定できます。
レポートタイムゾーン | ネットワーク |
---|---|
広告ネットワークは、デフォルトのアカウントのタイムゾーンに基づいてデータをレポートします | Google、Apple、Facebook、Liftoff、Mintegral、Snapchat、TikTok、X(旧Twitter) |
UTC+7 | AppLovin |
UTC+8 | Tencent |
UTC-5 | AdGate Media |
UTC | 他の全てのネットワーク |
エラーの解決
スケジュール設定ツールの アクション(Actions) 列で、パートナーまたはアカウントのエラー通知を表示し、これらのエラーを解決することができます。
(通知フラグ) - パートナーまたはアカウントにエラーはありません。
(赤い点の通知フラグ) - フラグの上にカーソルを置くと、エラーが発生したアカウントの数が表示されます。フラグを選択すると、パートナー接続の特定のアカウントに移動します。そこでエラーを確認し解決することができます。