6ビットモード
インストール後24時間〜2日間以内に発生する最大6つの主要イベントに焦点を当てて、キャンペーンを実施しましょう。6ビットモード(6 Bits mode)は、アプリにとって最も重要なイベントを簡単に定義し、それらをconversion valueビットに割り当てるための機能です。
マッピングを新規作成
6ビットのマッピングを新規作成する方法
- AppView で 全てのアプリ(All apps) を選択します。
- リストからアプリを選択するか、検索バーを使用してアプリを探します。
- SKAN Conversion Hub を選択します。
- Conversion valueをマッピング(Map conversion values) を選択します。
- Conversion valueをマッピング(Map conversion values) が表示されます。 アドバンスト設定(Advanced setup) を選択します。
1. 計測期間を設定
- (オプション) SKAN 3期間 :SKAN 3フレームワークがまだ適用されるユーザーに対しては、デフォルトの24時間を推奨します。ただし、24時間未満であれば任意の時間に変更可能です。Conversion value期間により、インストール後にconversion valueを更新できる期間が決定します。この期間は、1回目のポストバックにのみ適用されます。
- (オプション) lockWindow :初期のテスト段階では、デフォルトのポストバックスケジュールを変更したり、3回のポストバックのいずれかに対してlockWindowを使用することは推奨しません。もしlockWindowを変更する場合は、必ずパートナーとその情報を共有してください。
- 次へ(Next) を選択して、アプリのマッピングを続行します。 下書きを保存(Save draft) を選択すると、マッピングの下書きを保存し、後で再編集できます。右上にある 閉じる(Close) を選択すると、変更を保存せずにエディターが閉じます。
オプション:lock windowを追加する
LockWindowsの使用は通常推奨されていませんが、この機能を利用する場合は、最初の計測期間内に設定してください。これにより、キャンペーンのコンバージョン率を評価することができます。その後、2回目と3回目のポストバックを設定することで、より多くの詳細データを取得できます。
デフォルトのポストバックスケジュールから、 編集 を選択し、lock windowを追加してください。
静的windowを設定: ユーザーの大半がインストール後の特定の時間に重要なイベントを実行する場合、この時点で期間をロックすることで、ポストバックを待つ時間を短縮できます。
これを行うことで、スケジュールオーバービューに測定ギャップが表示されます。これは、SKAN lockを適用してから元の計測期間が終了するまでの時間です。この期間中、計測データは記録されません。
2. 1回目のポストバックを設定
キャンペーンパフォーマンスに関する重要な情報をできるだけ多く取得できるうように、最初のポストバックを設定してください。これにより、キャンペーンの実施を継続するか、一時停止するか、または調整するかを決定することができます。
- 設定モードを 6ビット に設定します。
- 細かいconversion value の各ビットの横にある イベントを選択する(Select event) ドロップダウンメニューから、イベントを選択します。
- 粗いconversion value をマッピングします。粗いconversion valueのマッピングを行うためのヒントをご覧ください。
- 次へ(Next) を選択して、アプリのマッピングを続行します。 下書きを保存(Save draft) を選択すると、マッピングの下書きを保存し、後で再編集できます。右上にある 閉じる(Close) を選択すると、変更を保存せずにエディターが閉じます。
3. 2回目のポストバックを設定
2回目のポストバックは、3〜7日目の計測期間の情報を共有します。もし、この時点で、ユーザーがトライアルからコンバージョンしたか、あるいは購入完了などの特定のマイルストーンに到達したかを確認するには、これらのイベントには「チュートリアルの完了」などよりも高い価値を与える必要があります。
ユーザーのLTVの予測分析のためにアプリ内イベントの初期行動を利用する場合は、この期間を使用して、分析が正しかったかどうかを確認します。
- (推奨ですがオプション) 粗いconversion value をマッピングします。
- 次へ(Next) を選択して、アプリのマッピングを続行します。 下書きを保存(Save draft) を選択すると、マッピングの下書きを保存し、後で再編集できます。右上にある 閉じる(Close) を選択すると、変更を保存せずにエディターが閉じます。
粒度の粗い値マッピングのヒント
粒度の粗い値を使用して、ユーザーを3つのグループに分類することをおすすめします。
価値が高いユーザー: 価値の高いユーザーが多数存在する場合は、キャンペーンを継続し、さらにはスケールアップする必要があることを示しています。
価値が中レベルのユーザー: 適度な数のユーザー数であれば、現在のレベルでキャンペーンを継続することをおすすめします。
価値が低いユーザー: 価値の低いユーザーが多い場合は、キャンペーンを一時停止して予算の浪費を防ぐ必要があります。
このアプローチを採用するには、ユーザージャーニーの0日目から2日目までのどのイベントが最も重要かを特定することが必要です。選択するイベントは、アプリのカテゴリーと収益化モデルの両方によって大きく異なります。
3つのポストバック全てにおいて、低レベルの粒度の粗い値をセッションにマッピングすることをお勧めします。これで継続率を計測することができます。
最も正確な結果を得るために、conversion valueに設定するイベントは、細かいconversion value設定にも使用する必要があります。
4. 3回目のポストバックの設定
3回目のポストバックは、8〜35日の計測期間の情報を共有します。これにはユーザーの明確なプロファイルが必要です(例:ユーザーがアプリをアンインストールしているか、休眠中であるか、あるいは常にアクティブで特定のイベントを実行しているか)。
そのため、アプリジャーニーのこの段階では、行動に基づいてマッピングロジックを構築する必要があります。例えば、この期間の粒度の粗い値は、8日目以降に発生する重要なイベントにマッピングする必要があります。これには、獲得した特定の収益額や継続したユーザー数などが含まれます。
また、3回目のポストバックのデータを引き続き使用して、インストール後数日間に作成されたデータを検証および予測することもできます。粗いマッピングを行うためのヒントをご確認ください。
- (推奨ですがオプション) 粗いconversion value をマッピングします。
- 次へ(Next) を選択して、アプリのマッピングを続行します。 下書きを保存(Save draft) を選択すると、マッピングの下書きを保存し、後で再編集できます。右上にある 閉じる(Close) を選択すると、変更を保存せずにエディターが閉じます。
5. マッピングを確認して保存
全てのポストバックと計測期間の設定が完了したら、設定を確認して、必要であればマッピングを保存することができます。
- 保存して適用する(Save and Apply) を選択すると、アプリにマッピングが適用されます。 下書きを保存(Save draft) を選択すると、アプリのマッピングの下書きを保存し、後で再編集できます。右上にある 閉じる(Close) を選択すると、変更を保存せずにエディターが閉じます。
マッピングを更新
スマート設定マッピングは、保存後にいつでも変更できます。変更するには、以下の手順に従ってください。
- AppView で 全てのアプリ(All apps) を選択します。
- リストからアプリを選択するか、検索バーを使用してアプリを探します。
- SKAN Conversion Hub を選択します。現在のマッピングが表示されます。
- 編集アイコン(
)を選択して、現在のマッピングを編集します。
- ポストバックについては、以下のいずれかを更新してください。
- 計測期間
- 設定モード(Setup mode)
- マッピングされた値: 細かいconversion value および/または 粗いconversion value
- 保存して適用する(Save and Apply) を選択すると、アプリにマッピングが適用されます。 下書きを保存(Save draft) を選択すると、アプリのマッピングの下書きを保存し、後で再編集できます。右上にある 閉じる(Close) を選択すると、変更を保存せずにエディターが閉じます。
マッピングを削除
マッピングが不要になったら、削除することができます。これを行うには、以下の手順に従ってください。
- AppView で 全てのアプリ(All apps) を選択します。
- リストからアプリを選択するか、検索バーを使用してアプリを探します。
- SKAN Conversion Hub を選択します。現在のマッピングが表示されます。
- 削除アイコン(
)を選択します。
- 確認モードが表示されます。 マッピングを削除(Delete mapping) を選択してマッピングの削除を確定するか、 キャンセル(Cancel) を選択してマッピングを保持します。
データ分析
DatascapeのSKANダッシュボードを使用して、SKANデータを分析することができます。また、データエクスポートを設定して、 クラウドストレージアップロードまたは サーバーコールバックでローデータを分析することも可能です。これにより、独自の分析を行い、iOSキャンペーンをさらに最適化することができます。