デバイス拒否とエンゲージメント不正
デバイス拒否とエンゲージメント不正ウィジェット(Device rejections and Engagement fraud widgets) では、アドフラウドおよびコンバージョンルールの2つのカテゴリーに基づいて拒否された件数をモニタリングできます。
デバイス拒否(Device rejections) 。広告、ダウンロード、インストールといった正当なユーザーエンゲージメントではない場合に拒否されます。このカテゴリーには以下が含まれます。
- SDKスプーフィング、フェイクインストール、エミュレートされたトラフィック。このような異常値は、AdjustのSDKシグネチャーや匿名IPフィルターなどの機能によって検出されます。
- デバイスレベルのコンバージョンルール。定義されたルールの条件が満たされない場合に、インストールを疑わしいデバイス(Untrusted devices)にアトリビュートするように設定されます。
エンゲージメント不正(Engagement fraud) 。広告に対する正当なユーザーエンゲージメントが存在しないにも関わらず、実際のユーザーがアプリをダウンロードしています。広告のエンゲージメントは、ユーザーの知らないうちにユーザーの代わりに操作されたものです。このカテゴリーにはクリックスパムやクリックインジェクションが含まれ、Adjustのディストリビューションモデルやクリックインジェクションフィルターなどのクリックスパムソリューションにより検出されます。
このウィジェットは、不正防止機能またはConversion Rules機能が有効の場合にのみ表示されます。
デバイス拒否とエンゲージメント不正ウィジェットを設定
デフォルトでは、拒否されたインストールの分布が日付別に表示されますが、受理されたインストールは自動的に表示されません。ニーズに応じてフィルタリングすることで、ウェジェットの表示をカスタマイズすることが可能です。フィルターの例は以下のとおりです。
- アプリ
- 国
- チャネル
- キャンペーン名
デバイス拒否およびエンゲージメント不正ウィジェットを使用
- 受理されたインストールを表示する場合は、グラフの凡例の インストール タイトルを選択します。
- 凡例の項目を選択すると、対応する棒グラフのデータセグメントが非表示になります。再度選択すると、セグメントが再表示されます。
- 凡例の項目にカーソルを合わせると、そのタイトルに対応する棒グラフがハイライト表示されます。
- グラフ内の棒線にカーソルを合わせると、データの詳細情報が表示されます。